中世思想原典集成〈12〉フランシスコ会学派

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  • サイズ A5判/ページ数 1047/高さ 22cm
  • 商品コード 9784582734225
  • NDC分類 132
  • Cコード C3310

内容説明

キリスト中心の霊性と神学。フランシスコ会はドミニコ会と並ぶ托鉢修道会の双璧。会祖の圧倒的なカリスマの下に幾多の思想家が輩出し、キリスト教文化の拡大に大きく貢献した。神学・哲学から文学(ヤコホーネ・ダ・トーディ『讃歌』須賀敦子氏未発表遺稿)まで広く収録。全19篇本邦初・新訳。

目次

新約と旧約の調和の書
公認された会則/信者宛書簡一・二/遺言
神学大全
主日説教集/祝日説教集
説教―われらの主イエス・キリストの受難について
平和について
すべての者の唯一の教師キリスト
無名の教師に宛てた三つの問題についての書簡
諸学芸の神学への還元
討論問題集―キリストの知について
命題集注解
大著作
讃歌
定期討論集―認識について
受肉と贖罪についての問題集

著者等紹介

坂口昂吉[サカグチコウキチ]
1931年生。慶応義塾大学大学院博士課程修了。博士(史学)。慶応義塾大学名誉教授
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感想・レビュー

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roughfractus02

6
11世紀に始まる十字軍の時代、信仰と知に移動性を見出し、教会という場の拘束から解き放たれるキリスト教は、都市に集中する貨幣経済の中で教会の司教が収入を増大させる一方、修道士自らが移動する新たな会派を生み出す。13世紀に無所有と清貧を主張するフランシスコ会とドミニコ会は、教会に属さず、ローマ教皇にのみ認可された会派として世界各地へと広まる。本巻では、アッシジのフランシスコによるフランシスコ会成立から、ボナヴェントゥラによる興隆、さらにイギリスに渡ってオクスフォードの経験主義と結びつく時期の15編を収録する。2019/05/28

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