〈叢書〉ヒストリー・オブ・アイディアズ<br> 進歩とユートピア

〈叢書〉ヒストリー・オブ・アイディアズ
進歩とユートピア

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  • サイズ B6判/ページ数 322p/高さ 18X12cm
  • 商品コード 9784582733648
  • NDC分類 130.4

内容説明

進歩の果てに人間の完成とユートピアは到来するか?歴史意識の深みに錘鉛を降ろす。

目次

古典古代における進歩
近代における進歩
新旧論争
人間の完成可能性
ユートピア

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

抹茶ケーキ

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ユートピアには欲望、設計、調和、希望という四つの要素が含まれており、それらが文学的な形式で表現されたものがユートピア文学である。このユートピアは、「風刺や批判」を行ない、「基準と期待を明確」にできるなどの効用をもっているため、ソビエト崩壊後のユートピアの終焉が論じられる現代にあっても必要な思想である。との主張。「ユートピア的着想は政治や進歩に不可欠なものである。それを欠いた政治は魂のない空虚であり、目的やヴィジョンのないたんなる手段である」(p. 158)。この人もユートピアを西洋固有のものとするんだな。2017/06/06

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