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内容説明
フーコーの提起からアガンベンやエスポジトの議論まで、「生政治」の閾を「芸術」の側面から鮮やかに照射する。私たちを取り巻く問題圏をその近代的な根源にまで遡る。
目次
1 ミュージアムとパノプティコン
2 絵画の「衛生学」―保存・修復をめぐる「生政治」
3 芸術の身体、生政治の身体
4 芸術作品は有機体か?
5 鑑定と鑑識―芸術的同一性と司法的同一性
6 生政治/死政治の彼岸へ
著者等紹介
岡田温司[オカダアツシ]
1954年生。京都大学大学院博士課程修了。京都大学大学院教授。西洋美術史。著書に、『モランディとその時代』(吉田秀和賞)、訳書にロンギ『芸術論叢』(全2巻、監訳、ピーコ・デッラ・ミランドラ賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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