内容説明
インドに精通する著者が案内する、上手な旅の仕方。270のホテルリスト、101の美術館・動植物園案内。おすすめの本42冊、旅の危険・安全情報、30都市のガイドマップ、詳細な道路・鉄道地図、州区分地図、国内航空路線地図など、旅に不可欠な基本情報が満載。この1冊で、インドひとり旅ができる、全く新しいガイドエッセイ。
目次
1日目 成田―ニューデリー
2日目 ニューデリー
3日目 ニューデリー―ムカンドガル
4日目 ムカンドガル
5日目 ムカンドガル―ビーカーネール
6日目 ビーカーネール―ジャイサルメール
7日目 ジャイサルメール
8日目 ジャイサルメール―ジョードプル
9日目 ジョードプル―ウダイプル
10日目 ウダイプル〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
allite510@Lamb & Wool
10
1997年刊なので情報は古い。ネットやスマホが普及したこの20年の変化は大きい。でもそれがどうしたと思わせるところもインド。どっちにしたって簡単に理解などできるはずもない。豊富な掲載写真を見ていると、人間の根っこの部分や地方の街や祭の色彩は、きっとそんなに変わっていないのではないかと思う。作者の山田和は、「ミニアチュール幻想」や「インドの大道商人」でディープインドを垣間見せてくれた。続けてもう数冊読んで見ようと思う。2018/11/14
nilssonia
0
またインドに行きたくなりました、楽しい本です。2013/08/19
まんきち
0
「陽炎のようにはかなく、透明で切ない『旅情』を楽しむには孤独にかぎるのだ。(中略)じっさい旅はつねにちょっと寂しく、ちょっと不安なほうがいい(本文より)」この言葉にそうそう!と膝を打った。97年に刊行された本なので情報としては古いが、この本の目的は安全対策やインド人との接し方等、「観光」ではなく「旅」全体のノウハウ本なので、知識として役立つ。2013/02/22