太陽レクチャー・ブック
北欧インテリア・デザイン

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  • サイズ A5判/ページ数 179p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784582620337
  • NDC分類 757.8
  • Cコード C0072

内容説明

椅子や照明のマスターピースはもとより、掃除機、オモチャ、フォークまで、北欧の国々からやってくるデザインは、どうしてこんなに美しくて、可愛くて、使いやすいのか?建築、家具、照明、テキスタイル、テーブルウェア、プロダクトまで、ジャンルごとに多彩な講師陣が、北欧デザインの魅力を体系的にわかりやすくレクチャーする。

目次

1 北欧デザイン概論―限られた資源を最大限に生かす 北欧デザインの背景と特質
2 北欧デザイン史―国際性と地域性 北欧デザインが世界をリードした理由
3 北欧家具―名作はリデザインから生まれる クリント、マルムステン、ウェグナーを中心に
4 北欧照明―眩しさのない光 北欧の照明器具デザインの伝統
5 北欧テキスタイル―安らぎと温もり 北欧の暮らしに欠かせないテキスタイル
6 北欧近代建築―ナショナル・ロマンティシズムとモダニズムが築いた未来像

著者等紹介

島崎信[シマザキマコト]
武蔵野美術大学名誉教授、島崎信事務所代表。1932年東京生まれ。東京芸術大学美術学部工芸科図案部卒業。1959年デンマーク王立芸術アカデミー建築科修了。1960年デンマーク市インスティチュート・オブ・テクノロジー修了。1977~2003年、武蔵野美術大学教授(工芸工業デザイン学科インテリアデザイン研究室)をつとめる。日本インテリア学会副会長。北欧建築デザイン協会副会長。日本フィンランドデザイン協会理事長

柏木博[カシワギヒロシ]
武蔵野美術大学教授、デザイン評論家。1946年神戸市生まれ。武蔵野美術大学卒。武蔵野美術大学造形学部教授。専門は近代デザイン史

織田憲嗣[オダノリツグ]
北海道東海大学教授。1946年高知県生まれ。大阪芸術大学芸術学部デザイン学科卒。北海道東海大学芸術工学部くらしデザイン学科教授。家具史、家具デザイン論、産業デザイン特論、グラフィックデザイン論などを担当。広告に関する26の受賞と、1998年にはデンマーク家具賞受賞

米津誠太郎[ヨネツセイタロウ]
ライティング・コンサルタント。1967年兵庫県生まれ。法政大学社会学部卒。放送大学大学院文化科学研究科修士課程修了。デンマークの照明器具メーカーに勤務した経験を活かし、ユニークな照明講座の講師、ライターとして活躍中。「心地よい暮らし」と「あかり」をキーワードに、ヨーロッパのライフスタイルと照明文化を研究。建築家やデザイナー、住い手へ、より良い照明環境の提案を行っている。照明学会認定「照明コンサルタント」の資格を有する

川上玲子[カワカミレイコ]
インテリア&テキスタイル・デザイナー。1938年福岡市生まれ。女子美術短期大学生活デザイン科卒。桑沢デザイン研究所卒。前川国男建築設計事務所を経て、スウェーデン王立工芸大学に留学。夫の家具デザイナー川上信二とともにフォルムSKRデザイン事務所を設立。岡山県庁、横浜市中央図書館など、数多くのインテリア・デザインやテキスタイル・アートを手がける。また、スウェーデン家具のプロデュースや輸入販売を手がけるスカンディックハウスの代表もつとめる。(社)日本インテリアデザイナー協会理事長、北欧建築デザイン協会理事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

泉を乱す

7
インテリアにいよいよハマりそうだ。インテリアに、というか「家での時間をよりよくすることに」ハマりそう。 ということで とりあえず読んだ。 2020/02/22

チェ・ブンブン

3
アルネ・ヤコブセンを調べようと思ったが、中々資料が見つからない。そしてようやく見つけた本が北欧デザインを調べるのにうってつけの入門書だった。アルネ・ヤコブセンも結構深いところまで書いてあるほか、北欧のデザイナーやブランドの紹介もされており、適度に写真も掲載されている。私が興味を新たに持ったのはボダ、ハッリ・コスキネン、ヴァーナー・パントンである。2013/05/20

kuni

1
ミーハーな北欧グッズファンとしては本書で出てくる固有名詞があんまり頭に残らないけど、入門書としてはいいかも。読み物というよりは解説的、ディレクトリ的な感じ。今後、個別のデザイナーのもっと深いとこに焦点を当てた本に接する際に、改めて本書に戻るというような使い方もできそうです。2014/01/14

Tomoaki Kudomi

0
8月~9月の北欧訪問の前に熟読できた。文章多め、写真もほどほどなので、ノルディックデザインを知る上で非常に分かりやすい内容だった。『良いものを長く使い、必要な部分は削らず、余計なものは足さない』という北欧の人々のデザインに対する姿勢は、これからの環境を考えていく上で重要な概念になるのではないか。北欧訪問では、バウスヴェア教会、ルイジアナ現代美術館、デンマーク王立図書館、グルントヴィークス教会、ストックホルム市庁舎、スクーグシュルコゴーデンなど、デザインに関する場所をたくさん巡る予定だ。楽しみ!2013/07/20

むぎこ

0
デザインの類の本になるとどうしても写真が多くなりがちですが、この本は文章で北欧のデザインについての考えがわかりやすくまとめられていたように思えました。2012/07/20

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