出版社内容情報
京都カフェブームの火付け役となった『京都カフェ案内』から12年。改めて選びぬかれた15軒から見えてくる、いままでとこれからの京都の喫茶店。特別対談=鷲田清一
内容説明
京都カフェブームのさきがけとなった『京都カフェ案内』から12年。選びぬかれた15軒から見えてくる、いままでとこれからの京都の喫茶店。
目次
イノダコーヒー本店
喫茶ソワレ
喫茶マドラグ
進々堂
センカフェ
ラ・ヴァチュール
六曜社
対談 鷲田清一・木村衣有子―「平熱」としての京都の喫茶店
フランソア喫茶室
カフェ・ヴィオロン
カフェ・デ・コラソン
カフェ・ヴェルディ
ウィークエンダーズ・コーヒー
アカツキコーヒー
高木珈琲
ガルーダコーヒー
著者等紹介
木村衣有子[キムラユウコ]
随筆家。1975年栃木生まれ。18歳から26歳までを京都で過ごしたのち、東京に転居(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
36
この本に載っている喫茶店には行っていない。40年くらい前の京都はよく遊びにいった。学生街らしく小さな喫茶店やライブハウスなどがあり、なかでもJAZZ喫茶はよく行った。ちなみに京都は、コーヒーとパンの消費が日本一のようだ。和風でもあり洋風でもあり、観光地でもあり学生街でもあり京都独特の文化も知ることができた。2015/03/13
reading
26
京都の喫茶店の裏話、歴史に触れることができた。 また行ってみたい店が増えた。2017/08/02
壱萬弐仟縁
26
高木珈琲しか知らない(128頁~)。大衆喫茶とのこと。巻頭口絵のみカラー写真。本文はモノクロ。僕のところの地域では、近いところにはないので、セブンカフェかもしれないが、むしろ、ファミマのブレンドS派ですな。たまには500円の焙煎喫茶店まで足を延ばしたいが、高いかもね。2015/02/05
Kei
24
京都の喫茶店、語れと言われれば、私も語れるけど。(笑)昔、成人式の日の新聞広告に、故山口瞳さんが、毎年、文章を書いていて、私はそれが大好きでした。酒場とまではいかないけれど、喫茶店には、大人としての付き合い方があったような気がします。たかが、お茶、されど、お茶。文化度がわかります。(笑)2014/02/03
なにょう
22
京都のコーヒー屋さんといえば、イノダコーヒー。太秦にきたスターも常連さんも観光客も。最盛期、日曜日にはコーヒーを2,000杯売ることもあったそうな。★15軒を紹介。しかし、『あきない世傳』かなにかでいってたと思うけど、商売を続けるって大変やね。十年ましてや二代目、三代目、百年続いていくのはよっぽどのことやね。2017/11/17