「51C」家族を容れるハコの戦後と現在

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  • サイズ A5判/ページ数 186p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784582544275
  • NDC分類 527
  • Cコード C0052

出版社内容情報

戦後、人口の大都市集中と住宅不足に応えて公共集合住宅のために考案された「51C」。その思想とその後の展開を徹底討論。家族の形の変容に伴って変革を迫られている住居のあり方を探る。

内容説明

「51C」はnLDKの元凶か?建築業界に波紋を起こした白熱の討論。

目次

第1章 「51C」の成立とその後の展開
第2章 性の絆からケアの絆へ
第3章 「現在」の集合住宅
第4章 シンポジウム「51C」は呪縛か
第5章 シンポジウムを終えて
第6章 「51C」:その実像と虚像―戦後日本の住宅と「建築家」

著者等紹介

鈴木成文[スズキシゲブミ]
1927年東京生まれ。東京大学第一工学部建築学科卒業。東京大学大学院(旧制)修了。東京大学工学部建築学科教授を定年退官後、神戸芸術工科大学環境デザイン学科教授となり1998年から2002年まで学長を務めた。現在、東京大学・神戸芸術工科大学名誉教授

上野千鶴子[ウエノチズコ]
1948年富山県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。京都精華大学人文学部助教授、東京大学文学部教授を経て、現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授

山本理顕[ヤマモトリケン]
1945年北京生まれ。日本大学理工学部建築学科卒業。東京芸術大学大学院美術研究科建築専攻修了。1973年株式会社山本理顕設計工場設立。2002年より工学院大学工学部建築学科教授

布野修司[フノシュウジ]
1949年島根県生まれ。東京大学工学部建築学科卒業。東京大学工学系大学院修士課程修了、同博士課程退学。東洋大学工学部助教授を経て、現在京都大学大学院工学研究科・同工学部助教授

五十嵐太郎[イガラシタロウ]
1967年パリ生まれ。東京大学工学部建築学科卒業。東京大学大学院工学系大学院修士課程修了。現在、中部大学助教授。ほかに東京大学、東京芸術大学、横浜国立大学にて非常勤講師を務める

山本喜美恵[ヤマモトキミエ]
1976年大阪府生まれ。神戸芸術工科大学環境デザイン学科卒業。建築設計事務所、展覧会事務局を経て、2003年Kスタジオ設立。プロデューサー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。