出版社内容情報
千年の木を千年生かす日本の建築文化。堂宮建築、数寄屋作り、家作の美。日本建築美を生み出す第一級の人々の仕事を探る。
内容説明
そこに銘木と道具ありて。茶室の様式をとり入れた数寄屋づくり。その内に秘めた“無装飾の美”を支える練達の大工と裏方の職人道。
目次
1 京都の大工―その技術と伝統(北村伝兵衛)
2 京の数寄屋、東京の数寄屋(岡村仁三)
3 大工今昔(水沢文次郎)
4 銘木今昔(井田正一)
5 京都の竹(谷村定三)
6 日本建築と北山丸太(井上格三郎)
7 木挽の伝統(鈴木房雄)
8 鋸の歴史(吉川金次)
9 三代目千代鶴延国(落合宇一)