内容説明
海藻の不思議ワールドへようこそ。日本の海藻のうち代表種284種を紹介。海中での生態写真と、標本写真、さらに、学名の由来や生態など、これまでの図鑑では触れられなかった詳細な解説を掲載。海藻の基本を知る決定版図鑑。和名索引、学名索引付き。
目次
緑藻綱(ヒビミドロ目;アオサ目;シオグサ目;ミドリゲ目;イワズタ目;ミル目;ハネモ目;カサノリ目)
褐藻綱(シオミドロ目;イソガワラ目;クロガシラ目;アミジグサ目;ナガマツモ目;ウイキョウモ目;カヤモノリ目;ムチモ目;ケヤリモ目;ウルシグサ目;コンブ目;ヒバマタ目)
紅藻綱(ウシケノリ目;ダルス目;ウミゾウメン目;サンゴモ目;テングサ目;カギケノリ目;スギノリ目;オゴノリ目;マサゴシバリ目;イギス目)
著者等紹介
田中次郎[タナカジロウ]
1950年東京生まれ。1979年筑波大学大学院生物科学研究科修了、理学博士。東京水産大学資源育成学科助教授をへて、現在、東京海洋大学海洋科学部教授。卒業論文の研究で海藻と関わって以来、30年以上海藻採集を続けているため、海辺を歩いても、海に潜っても海藻しか見えない目と心と体に変わっている。日本沿岸のホンダワラ、コンブ、アマモなどの藻場の保全に関する調査に携わっている。また、マングローブの生物を研究対象としている
中村庸夫[ナカムラツネオ]
1949年東京生まれ。1973年早稲田大学大学院建設工学修士課程修了後、写真事務所(株)ボルボックス設立、現在にいたる。学生時代から帆船やダイビングに興味をもち、海をテーマに写真を撮り続ける。海水魚、イルカ・クジラ、海生哺乳類などの生物写真だけではなく、帆船や客船の写真でも世界的に知られ、世界20ヵ国以上でその写真が発表されている、日本を代表する海洋写真家である。また、これまで、ペンギン、クマノミなどの全種に会う旅を続けてきた。写真の世界だけではなく、「おさかな倶楽部」代表として釣りにも没頭。伝統漁法にも造詣が深い
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