出版社内容情報
「心の病」が強調される時代、日本の精神医学はこれでよいのか? 精神科救急の第一人者が根底からとらえ直し、生身のからだを大切にすることから治療・治癒が始まると力説。
内容説明
自他共に許す専門精神科医が現状に向かって鋭く放つ批判の矢。
目次
第1章 鬱と自殺
第2章 衝動的なもの
第3章 スキゾフレニアをとらえなおす
第4章 ナルシシズムについて
第5章 DSM‐3に始まる診断体系への疑問
第6章 アフォーダンスとミラーニューロン
著者等紹介
計見一雄[ケンミカズオ]
1939年東京生まれ。麻布中学校、灘高等学校を経て千葉大学大学院医学研究科卒業。医学博士。医療法人同和会千葉病院副院長などを経て千葉県精神科医療センターの設立に携わり、20年にわたり同センター長を務める。日本精神神経学会理事、日本精神科救急学会理事長を歴任。現在は社会医療法人公徳会佐藤病院顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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