内容説明
鳥取県史の舞台である地名を、現在の大字にあたる近世村名を中心に、市・町・村ごとに地域順に配列し、充実した郷土の歴史が読めるように構成されています。項目は現在の郡・市・町・村をはじめ、古代の郡・郷、中世の庄園、近世の町・村など、古代から現在までの地名、山や川などの自然に関する地名、新田な用水、鉱山や街道の宿駅、湊津などの産業・交通の地名、歴史的建造物や遺跡、歌枕などの文学地名と、あらゆる分野が網羅されています。もちろん生活に深く密着した寺院や神社も収めています。『古事記』『日本書紀』以下、文字の時代の史料をもとに、記述には確かな典拠が記されます。もちろん生活に関係の深い伝承なども取り上げられています。