内容説明
コソヴォからイラクへ。同じ型を繰り返すアメリカの対外介入。欺瞞に満ちたその正当化論理を告発。求められる「国際貢献」の現実。
目次
第1章 向こう側から
第2章 独裁者の失脚
第3章 Bゾーン
第4章 国境を越えて
第5章 頭をめがけて
第6章 必要不可欠な収穫
第7章 残された課題
著者等紹介
タイラー,スコット[タイラー,スコット][Taylor,Scott]
元軍人という異色の経歴を持つカナダ人ジャーナリスト。編集者として活動する傍ら、『ハリファクス・ヘラルド』のコラムニストや『シチュエーション・リポート』の代表幹事を務め、『リーダーズ・ダイジェスト』はじめ多数の紙誌にも定期的に寄稿している。カナダでは軍事問題の専門家として頻繁にマスメディアに登場し、1996年には、優れた放送・出版関係者に贈られるキル賞、および優れたジャーナリストに贈られるアレクサンダー・マッケンジー賞を同時受賞している
佐原徹哉[サハラテツヤ]
1963年。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。博士(文学)。現在、明治大学政治経済学部助教授。専門はバルカン近現代史
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