20世紀メモリアル<br> 彼女たちの類人猿―グドール、フォッシー、ガルディカス

20世紀メモリアル
彼女たちの類人猿―グドール、フォッシー、ガルディカス

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  • サイズ B6判/ページ数 381p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784582373240
  • NDC分類 489.9
  • Cコード C0023

内容説明

忍耐と孤独の果てにようやくかちえた動物の信頼―。それこそ彼女たちの望みであり、すべての始まりだった。野生のチンパンジー、ゴリラ、オランウータンの生態研究に生涯を捧げる3人の女性動物学者の苦闘と喜び。

目次

第1部 保護者(ビルーテ・ガルディカスとスピナー;ジェーン・グドールとフロ;ダイアン・フォッシーとディジット)
第2部 科学者(信念の人ルイス・リーキー;“大文字のSのついたサイエンス”;ニイラマチャベリのいけにえ;忍耐の研究)
第3部 戦士(聖戦士―ジェーン・グドールの道徳的ジレンマ;魔女―ダイアン・フォッシーの狂気;外交官―ビルーテ・ガルディカスの政治)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

印度 洋一郎

2
それぞれチンパンジー、ゴリラ、オランウータン研究の第一人者である女性達、ジェーン・グドール、ダイアン・フォッシー、ビルーテ・ガルディガスの評伝。たおやかさで世論を魅了しチンパンジーの保護活動を司るグドール、ゴリラの密猟者達と文字通り戦った(捕えた密猟者を見せしめに拷問する)末に復讐されて惨殺されたフォッシー、インドネシア社会に適応しながら政治力を駆使してオランウータンを守り続けるガルディガス、各々の個性が強烈だ。只、この三人には動物に入れ込む反面、どこか人間社会との精神的距離があるような印象。2021/04/24

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