聖人と学者の国

  • ポイントキャンペーン

聖人と学者の国

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784582349023
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

1916年5月、英国からのアイルランド独立を目ざしたイースター蜂起鎮圧後、その指導者ジェイムズ・コノリーは銃殺刑に処せられた。この小説は、もしコノリーが処刑されなかったなら、という想定のもとに始まる。歴史の連続体にぼっかりあけられた隙間のなかに、著者はあり得なかった架空の対話を実現する。主要登場人物は4人。まずは20世紀を代表する哲学者のヴィトゲンシュタイン、そしてかれの西アイルランド行の道連れは、ロシアの文芸学者ミハイル・バフチーンの兄ニコライ。革命家コノリー。ジョイスの小説『ユリシリーズ』の主人公、妻に駆け落ちされたレオボルド・ブルーム…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

セレーナ

5
アイルランドのイースター蜂起の首脳者の処刑の場面で、銃弾が当る前にさし戻って話が始まる。 ラッセルだのよく聞く哲学者が登場し、虚構と現実が入り混じっている。 アイルランド史に疎いので、現実か虚構か判断はできない。 ほぼほぼアイルランド人の悪口だった。哲学にカモフラージュした悪口。2023/11/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1658620
  • ご注意事項