イメージ・リーディング叢書<br> さかさまの幽霊―「視」の江戸文化論

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さかさまの幽霊―「視」の江戸文化論

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  • サイズ A5判/ページ数 288p/高さ 22X15cm
  • 商品コード 9784582284645
  • NDC分類 772.1
  • Cコード C0321

内容説明

逆立ちする女、和合神の大流行、両国広小路の見世物…江戸の辺界に満ち満ちる挑発的なイメージを読み解く。書下し南北論。

目次

第1部(南北劇の構図―〈逆転〉〈混淆〉の哄笑と恐怖;さかさまの幽霊;象引―「引き合う」芸能史;和合神の図像)
第2部(辺界の色―黒の造型;赤のシンボリズム)
第3部(四条河原の芸能と見世物;芝居と見世物のある風景)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

らむだ

2
第Ⅰ部は、四代目鶴屋南北の〈逆転〉や〈混淆〉の構図。江戸時代の物語に描かれる〈さかさまの幽霊〉。市川團十郎『歌舞伎十八番』における〈象引〉。文化・文政期の江戸に現れた〈和合神〉についての各論。 第Ⅱ部は、歌舞伎に於ける色彩の効果や印象を黒と赤を軸にして描き出す。 第Ⅲ部は、四条河原の芸能と見世物・江戸の町の芝居や見世物の変遷を辿り当時の社会や民衆の実態に迫る。2022/01/30

陽香

0
198910252013/02/03

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