内容説明
この事典でとりあげる「架空」「伝承」の人名とは、日本武尊、かぐや姫、物くさ太郎、猿飛佐助のような、文字どおり架空で、この世に存在しなかった人物の名だけに限られません。それは、聖徳太子、空海、源義経、赤穂浪士など、史上に実在したことが認められる人物の名をも含むものであります。すなわち本書は、その人物が実在したかどうかにかかわらず、民衆やもろもろの作者の想像力の中で生み出されたり、あるいは変形加工されるなどしてその名が伝わってきている人物に関する事典であります。
この事典でとりあげる「架空」「伝承」の人名とは、日本武尊、かぐや姫、物くさ太郎、猿飛佐助のような、文字どおり架空で、この世に存在しなかった人物の名だけに限られません。それは、聖徳太子、空海、源義経、赤穂浪士など、史上に実在したことが認められる人物の名をも含むものであります。すなわち本書は、その人物が実在したかどうかにかかわらず、民衆やもろもろの作者の想像力の中で生み出されたり、あるいは変形加工されるなどしてその名が伝わってきている人物に関する事典であります。