田舎暮らし虎の巻

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  • サイズ B6判/ページ数 351p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784579304042
  • NDC分類 611.98
  • Cコード C0095

出版社内容情報

田舎暮らしを始めるときの疑問に答える

田舎暮らしを始めようとしてぶつかるさまざまな疑問――。土地を探すときの注意や家の建て方、田舎でのおつきあいなどを、たくさんの体験者の例を引きながら、楽しく解説。

 はじめに

第一章 田舎探しは「心の原風景」に出会う旅
 新天地はどこ?
  リタイア後の新天地探しが静かなブームに
  もう田舎暮らしはあきらめます
  現実の風景の中でよみがえる「心の原風景」
 田舎へのあこがれの時代に
  条件が許せば、田舎に住みたい
  田舎暮らしは、かつては「都落ち」「左遷」であった
  バブル崩壊が都会の社縁社会を変えた
  不便な田舎は昔語り?
  農村と都市が共に手を携えて
 U・J・Iターンのふるさと回帰
  若い世代に多いUターン、熟年層は意外と敬遠
  Jターンは「生まれ故郷」への途中下車
  Iターンは、土の香りのある暮らしへの回帰

第二章 ライフスタイル別の地域選び
 十人十色の田舎暮らし
  自分はどのタイプか?
 リタイア後の田園生活
  最も多い現住地から三時間圏内
  五十歳代からスタートできれば理想的
  都市と田舎を結ぶ「新・スープの冷めない距離」
  都会と田舎の新しい二世帯住宅スタイル
  趣味を実現、釣り三昧の暮らし
  新婚蜜月の思い出の地で
  遠隔地ほど安くて広い土地が手に入る
  季節による住み分け。夏は北海道、冬は千葉
 田舎で仕事
  地方転職-職種を選ぶなら地方中核都市
  新規就農-畜産なら東北、北海道。野菜の産直は都市から近い農村部
  ペンション、民宿経営-個性ある経営が求められる
  パン屋、そば屋、レストラン経営-立地条件よりプロに徹すること
  陶芸や木工などの芸術創作工房-作品の販路も考えて地域選びを
 仕事は都会
  金帰月来-無理すれば通勤できる距離がいい
  新幹線通勤-東北、長野新幹線がエリアを広げる
  SOHO-IT情報革命が農山村と世界を結ぶ
 週末田舎暮らし
  ドア・ツー・ドアで三時間圏内が利用度を高める
  リタイア後定住にも、週末田舎暮らしの助走期間が欲しい

第三章 田舎の土地事情
 田舎の土地は「自然界の母なる大地」
  田園風景は日本の宝
  「自分だけのもの」と言いきれない田舎の土地
  土地はあっても売り地は少ない
  都会の土地はデジタル、田舎の土地はアナログ
  「使わせていただく」という謙虚な気持ちで
 田舎の土地は延びたり縮んだり
  「縄延び」と「縄縮み」
  「太閤検地」が全国的な土地測量の始まり
  明治初期の「地租改正」時の不正確な測量が現在まで影響
  「国土調査」で初め

内容説明

本書は、これから田舎暮らしをしたい人のための「田舎の探し方、暮らし方」の虎の巻である。そして都会の人々を受け入れることによって、地域活性化を図りたいと考えている農山村の人々に贈る書でもある。

目次

第1章 田舎探しは「心の原風景」に出会う旅
第2章 ライフスタイル別の地域選び
第3章 田舎の土地事情
第4章 土地選びのノウハウ
第5章 土地購入までの実際
第6章 田舎暮らしのライフライン
第7章 田舎暮らしの住い
第8章 田舎暮らしはエコライフ
第9章 田舎でのおつきあい

著者等紹介

佐藤彰啓[サトウアキヒロ]
1944年、岐阜県生れ。早稲田大学法学部卒業後、農村雑誌『家の光』の編集者として、全国各地の農業問題、農村社会のあり方を取材。地域おこしの仕事に従事する。その経験を踏まえ、自然豊かな地域を求める都会の人々の田舎暮らしの実現を支援するため、1990年、東京・四谷に「ふるさと情報館」を設立。現在、「ふるさと情報館」の運営会社である(株)ラーバン、(株)ふるさとネットの代表取締役。日本の民家の保存再生を図るNPO法人「日本民家再生リサイクル協会」初代理事長。「知恵を活かす地域づくり・人づくり支援事業」((財)都市農山漁村交流活性化機構)企画委員、「都市と農山漁村の共生・対流に関する国民運動研究会」(農林水産省)委員などを務める
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タケチャン

0
不動産屋さん目線の田舎暮らし。田舎の人は好い人ばかりではない。閉鎖的で自己中心的な都会でもいる人が、当然田舎にもいる。ごく一般的な話。田舎の人間関係はなかなか。まあ、人との関係はどこに行っても大変である。2014/06/13

か〜ら

0
土地探しから近所付き合いまで、ブームである帰農の実際を分かり易く記す。元「家の光」編集者が著者。スローライフ指南書として秀逸な一書だ。こんな暮らしをしてみたいよ。2008/12/16

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