フレーベル館文学の森<br> クレンショーがあらわれて

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フレーベル館文学の森
クレンショーがあらわれて

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784577048306
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

10歳のジャクソンのまえにふたたびあらわれた、想像上の友だち「でかネコのクレンショー」。3年前、一家が住んでいた家を追い出され、ミニバン生活をしていたとき以来、一度もあらわれていなかったのに。この再会はもしかして、悪夢のような貧困生活がはじまる前触れ? イマジナリーフレンドの再来をきっかけに、少年ジャクソンが、貧困をかかえた家族と自分自身に、正面から向き合っていく姿を描く。

内容説明

ぼくのまえに、でかネコの「クレンショー」が3年ぶりにあらわれた。ぼくがつくりだした想像上の友だち。まわりの人には見えない存在。こいつがふたたびあらわれたってことは、もしかしてぼくはまた、あのころの生活にもどってしまうのだろうか。家族4人でミニバンで暮らしてた、みじめで最悪な、あのころに。「Amazon.USの2015年編集者が選ぶ100冊」、「ニューヨーク公共図書館が選ぶ2015年100冊の児童書」ほかアメリカ国内の児童文学賞受賞・選定多数!

著者等紹介

アップルゲイト,キャサリン[アップルゲイト,キャサリン] [Applegate,Katherine]
アメリカのミシガン州生まれ。SF、ファンタジー、冒険物語を多く手がける児童書作家。“Home of the Brave”(未邦訳)で2008年ゴールデン・カイト賞、『世界一幸せなゴリラ、イバン』(講談社)で2013年ニューベリー賞を受賞

こだまともこ[コダマトモコ]
東京都生まれ。作家、翻訳家。早稲田大学卒業後、出版社で雑誌の編集にたずさわったのち、児童文学の創作と翻訳をはじめる。翻訳書多数

まめふく[マメフク]
千葉県生まれ。イラストレーター。児童書や雑誌、文具や雑貨などのイラストで活躍。装画を手がけた作品多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マツユキ

13
まめふくさんの絵に惹かれて。事実が好きな少年は、想像上の友達が現れるようになって、戸惑う。家は貧しく、食べ物もないが、両親は明るく振る舞っていた…。両親も働いているのに、この貧困は辛い。両親にも事情がある。妹だって、現実の厳しさに気づいているけれど、親はちゃんと伝えるべきだった。想像上の友達というのが、上手くイメージできないんですが、現実に向き合う味方になってくれたみたいで、頼もしいです。『ワニのライル』が読みたくなりました。2024/04/27

おはなし会 芽ぶっく 

11
貧困格差は米国では大問題になっているテーマ。この物語は子どもの視線で書かれています。主人公のジャクソンがいい子すぎます。つらいことがあっても、自分が一番ひどいわけじゃいと考え、つらいのは自分が無力だと感じるからだと思う…。苦しんでいる子は抱え込んでしまうんですね。2020/04/17

そらこ

11
5年生になるジャクソンの前に、クレンショーがまた現れた。ジャクソンしか見えない猫で、話し相手になる。想像上の友達だ。前に現れたのは3年前、父が難病になり家がなくなり車中生活をした頃。今はアパート暮らしだが、それも苦しくなり、ガレージセールで持ち物を売る。両親は楽観的なふりをするが口げんかもし妹も不安がる。ジャクソンは、想像上の友達を持つ歳じゃないと、拒絶する。ワーキングプアの家庭。両親が頑張っているとわかるからギリギリまでこらえる子の姿が痛ましい。でもファンタジーな体験、ユーモアある会話があり暗くない。2020/03/22

ふう

9
もうすぐ5年生になるのに「想像上の友達」が見えるようになって戸惑うジャクソン。身の回りの何もかもを貧困によって失う恐ろしさは、子どもにとってどんなに大きいだろう。読んでいて、とてもつらかった。「正直に」大人も子どもも向き合うべきだと痛感しました。2019/11/08

Roko

7
貧困という問題は深刻だけど、それ以上に深刻なのは、親が子供にその原因や事実について話をしないってこと。子供には正直であれと言うのに、親は子供に対して正直じゃない。そんなこと子供には分からないと思ってるみたいだけど、子供はけっこう分かってるんだから。ちゃんと話しあって、一緒に頑張ろうって気持ちを持つことの方が大事だよね。子供向けの本だけど、とっても重いテーマを持ってると思いました。どんなことであれ、子供には内緒でと思っていることがあったら、それは間違いだよって伝えたくなりました。#NetGalleyJP2019/10/07

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