出版社内容情報
継母たちにいじめられながら暮らす美しいシンデレラ。舞踏会に行けずひとり泣いていると、仙女が現れて奇跡を起こします…。
著者等紹介
石津ちひろ[イシズチヒロ]
愛媛県生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。3年間のフランス滞在を経て、絵本作家・翻訳家として活躍中。『なぞなぞのたび』(フレーベル館)でボローニャ国際児童図書展絵本賞、『あしたうちにねこがくるの』(講談社)で日本絵本賞、『あしたのあたしはあたらしいあたし』(理論社)で三越左千夫少年詩賞を受賞
宇野亞喜良[ウノアキラ]
愛知県生まれ。名古屋市立工芸高校図案科卒業。グラフィックデザイナー、イラストレーターとして早くから活躍し、出版・広告・舞台美術等多方面にわたる作品がある。日宣美展特選、日宣美会員賞、講談社出版文化賞さしえ賞、赤い鳥さし絵賞、東京イラストレーターズ・クラブ賞などを受賞。1999年紫綬褒章受章。2010年旭日小綬章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あおい
17
継母と義理の姉の意地悪そうな顔はいいんですが変身後のシンデレラの衣装がもう少しきらびやかだったらいいなぁ。2017/08/08
ヒラP@ehon.gohon
10
「シンデレラ」、「灰かぶり」、「シンデレラ」と宇野亞喜良さんの描くシンデレラは三作目になります。 それぞれに文章が違うのですから、宇野さん自身のこだわりがあるのでしょうか。 サラ・ギブさんの「シンデレラ」と同時に読んだのですが、二人の個性の両極性も実感しました。 宇野さんの世界はとてもメロウで、何故か気になる世界でした。2017/06/16
まるす
3
耽美な印象の絵、絵本らしくない…いじわる役のお姉さんたちの顔がコミカルに見えるところもあって面白い。カボチャの馬車のデザインも独特。シンデレラの物語は数が多くこの本はシャルル・ペローを基にしているとのこと。お城には2度行くところ、ガラスの靴の持ち主を探しに来た際にもう一方の靴をシンデレラが取り出すところはこれまで知らなかった。ディズニー映画版にない描写なのかも?大人になってから読むとシンデレラは前妻の子なのでいじめられていた。見た目に魅了された王子が心変わりしないことを祈るばかり。2024/06/12
ochatomo
3
絵・宇野亜喜良氏 文は横書き シンプルモダン 2017刊2018/03/27
choco
2
面白かったです。最後にシンデレラがお姉さんたちに言う言葉は、「これ、ホントにそう思ってるの?」って思ってしまった。『シンデレラが語るシンデレラ』とちょっと似ている気がした。2018/02/16