内容説明
四年一組にも、スイスから体験入学生が来る！金髪かな？言葉通じるかな？ウキウキのマコちゃんと、ドキドキのわたし。でも、やってきたその子は日本人そのもので、まるでコケシみたい。なんでもはっきりという“コケシちゃん”は、わたしとちがいすぎて…。
著者等紹介
佐藤まどか［サトウマドカ］
東京都生まれ。１９８７年よりイタリア在住。デザイナーとして活躍する一方、専門誌のライターを長年務め、その後児童文学を書きはじめる。第二十二回ニッサン童話と絵本のグランプリで童話大賞を受賞した『水色の足ひれ』（ＢＬ出版）でデビュー。作品に『スーパーキッズ 最低で最高のボクたち』（第二十八回うつのみやこども賞を受賞）など。日本児童文学者協会会員。季節風同人
木村いこ［キムライコ］
奈良県生まれ。児童書・教科書・文芸誌などのイラストの仕事をしながら、漫画家としても活躍中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ベーグルグル （感想、本登録のみ）
49
表紙のインパクトに惹かれて。生まれた場所や育った環境によって価値観は違うけれど、相手を受け入れない、排除するのではなく、相手のありのままを受け入れ、学べることは学び、理解しあう事など学びの多い1冊でした。2019/12/17
chiaki
31
引っ込み思案な自分に悩むくるみ。ある日、スイスからの体験入学生コケシちゃんこと「京ちゃん」がやって来る。自分の意見をはっきりと主張出来る京ちゃんとうまく距離を掴めないくるみ。また、クラスのジャイアン的存在の出井くんは態度がデカい・協調性がないなどの理由から何かと京ちゃんに突っ掛かる。互いの文化の違い・個性の違いを尊重し、考えを改めたり自分を見つめ直したり…成長していくくるみたちの様子がとても丁寧に描かれている。気を使わせない優しさ、確かに日本人ならではかも～2019/07/23
る＊る＊る
23
4年1組にスイスから一カ月間の転入生が来た！コケシみたいな女の子。コケシちゃんから見た小学校は、スイスと大違い★私の勤務校にも、三学期、イギリスから4年と1年の姉妹が転入してきた。来年度図書室購入本にしたい。本書読んで、お国の生活・文化の違い、転入生の気持ちを知ってほしい。一部、作者の娘の実話。コケシちゃんの絵、お気に入り♡2015/03/08
のり
17
スイスから、短期入学してきた京ちゃんは、見た目がコケシみたいで、なんでもズバズバいう女の子。ひっこみじあんのくるみ、強いガキ大将の出井くん、明るいマコちゃん。ちょっと リアル感がないかなーと毎日小学生見てる身としては思うが、児童書らしい内容。2020/03/14
花林糖
16
（図書館本）表紙絵のコケシちゃんに惹かれて。4年生のくるみのクラスにスイスから体験入学生がやって来たお話。コケシのストラップ可愛い。2015/10/08
