目次
1 動物園の新しい役割を知る(動物を環境の中で見る;動物の保存を考える ほか)
2 植物園の新しい役割を知る(4000種の植物を集める;植物の見かたを学ぶ ほか)
3 生態と行動を観察する(大型動物のおもしろい生態を見る;野生動物を自然にもどす ほか)
4 より楽しく観察する(大きな動物園で小さな生きものを楽しむ;すばらしいコレクションに感激! ほか)
5 自然をもっと身近に親しむ(ゆっくり、しずかに、そーっとさがそう;黒潮のゆたかな海をのぞく ほか)
著者等紹介
梅棹忠夫[ウメサオタダオ]
1920年、京都市うまれ。京都大学理学部卒業。理学博士。大学では主として動物学を専攻したが、内蒙古の学術調査を通じて民族学に転じ、アフガニスタン、東南アジア、アフリカ、ヨーロッパなどでフィールド・ワークを精力的に行う。1957年に発表した「文明の生態史観」で、西欧文明と日本文明は、ほぼ同じ歩みで進化したという「平行進化説」をうちだす。国立民族学博物館の創設に尽力し、1974年から1993年まで初代館長をつとめ、その後は顧問となる。後進の育成に尽力するとともに、多方面で学術文化の向上に大きく寄与している。1994年に文化勲章を受章した
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