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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
20
【再読】昔話のお話会のためにピックアップ。語りといい、絵といい、味わいたっぷり。2021/01/14
ヒラP@ehon.gohon
20
「三枚のおふだ」と同一の話です。 やまんばから逃れるために、必死に逃げる小僧さん、あわややまんばにつかまりそうな緊張感、意外な一発大逆転と、スピード感のあるお話です。 でも瀬川さんの絵は、遊びとゆとりにあふれています。 そのギャップが楽しいのですが、子どもが見るよりも、大人ウケする絵本です。2020/08/13
文吾
14
★★★★/図書館本。山姥に栗を食べに家においで、と誘われた小僧さん。和尚さんはきっと山姥だからやめておけ、と止めてくれたのに小僧さんは行くといってきかない。仕方なく「危ない時には。。」と和尚さんは三枚のお札をくれるのでした。どこかで聞いたことがある気もするお話でした。絵がすごく可愛い。読みやすいです。2016/10/26
はる
14
図書館本。2年生の朝の絵本の時間に。惜しい!タイトルでネタバレしてるがな!なんで『さんまいのおふだ』じゃいかんのよと思いつつ、でもあんまりやまんばの顔が怖ろしかったり包丁を研いでいたりするのはいやだしなぁ…と思いながらの読み手。でも子どもたちは「まぁだ まぁだ」「こんぞ、まてぇー」に笑ったりはらはらしたり。おしまいの頁のぺったり座っているこんぞの姿に「ほっとしてるー!」と。おはなしで語ってみたい話ではあるけれど、良い絵にはかなわない。瀬川絵凄し。2016/01/19
ナハチガル
12
「さんまいのおふだ」(水沢 謙一・梶山 俊夫)はもっとも好きな絵本のひとつで、この昔話はこの世界に存在する完璧なストーリーのひとつだと思う。このバージョンでは、水平に、ほとんど飛んでいるように逃げるこぞんさんと、ちょっといじわるなおしょうさんがいい。こういう絵が描ける人は、もう出てこないかもしれませんね。A+。2015/07/28