内容説明
きちんとした身なりの小さな女の子が(たぶん自分で作った)紙の帽子をかぶり、お父さんと手をつないで、町なかをさっそうと歩いていくのを、見かけたことがあります。それは、まじめで、へんてこで、可愛らしい眺めでした。それ以来、紙帽子をかぶった女の子のお話を作りたいと思っていたのですが、ためしに、つんつく先生にかぶせてみたら、これがあんがい似合うではありませんか。そして、あらよあらよというまに、こんなお話になりました。
著者等紹介
たかどのほうこ[タカドノホウコ]
1955年北海道函館市生まれ。路傍の石幼少年文学賞、児童福祉文化賞、産経児童出版文化賞、受賞。札幌市在住
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鈴
27
息子が図書館で見つけたお気に入りシリーズ。つんつくせんせいは園児より子供っぽい(笑)そんな先生だからこそ、子供に人気なシリーズなのだろう。2014/02/20
たーちゃん
24
つんつく先生の作ったとんがりぼうしがお猿さんに持っていかれちゃった。必死に探すが見つからず…。最後はすごく素敵な見つかり方!息子も「えー!そんなことになってたのー」と言っていました。2021/05/29
absinthe@読み聞かせメーター
22
5歳の娘に読み聞かせ。とんがり帽子をせっかく作ったのに、ひょんなことで取られてしまう。とんがり帽子を取り返すために奮闘する先生だったけど… つんつく先生の奮闘ぶりが面白い。 2016/01/31
どあら
21
図書館で借りて読了。つんつくつるこ先生の名前にまず笑えました!(4分42秒、3年生まで)2020/06/10
りーぶる
20
以前、Eテレで見ていたのを覚えていた娘。つんつく先生はちょっと変わっている。と思う。どちらが子供か分からない(ノ∀`)娘はお気に入りのようですが、私にはイマイチ魅力が分からない。ストーリーはとても面白かったので、このシリーズを読み重ねていくうちに、私も好きになるのかもしれない。(3歳4か月)2019/11/17