死者との誓い

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死者との誓い

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  • サイズ B6判/ページ数 423p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784576950167
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はな

7
1980年代から、90年代にかけて読み耽ったマットスカダーシリーズをまた読み始める事にした。本書はPWA最優秀長編作品賞を受賞したが、前3作の所謂倒錯3部作と違って派手さは無く猟奇殺人も起こらない。起こるのは小悪党の殺人だが、その事件の捜査を依頼されたマットの心の揺れとニューヨークの夜の街のフォークロアや愛憎が細かく描き出されてゆく。まさに原点回帰とスカダーの成長の物語でもあるのだ。エレインとの恋の行方や依頼主である女性とのアヴァンチュール、死にかけている昔の恋人とのエピソード等、マットの私小説でもある。2021/01/02

タナー

4
マットとエレインの知り合いでもあるホルツマン夫妻。その夫で弁護士のグレンが殺害された。胸に3発、そして後頭部にとどめの1発という、明らかな"処刑スタイル"だ。容疑者は逮捕されるが、その弟は兄の無実を信じマットに調査を依頼した。マットは被害者であるグレンの過去を探り始めたがやがて、グレンの意外な一面を知ることとなる。そしてグレンが殺害された、思いもよらない理由、そして真実が明らかとなる。所謂"倒錯三部作"の次に発表されたシリーズ第11作。PWA最優秀長篇賞受賞。ハデさはないが深みを感じさせる傑作。2021/10/10

go

4
安定。安定の面白さですなー2021/05/31

tai65

3
星5つ2022/08/19

macau3

3
スカダー、エレインと結婚、そのまえにはエレインの友人で依頼者の女性と本格浮気。ジャンは膵臓がんで死去、TJはOKAMAと同棲。事件よりスカダーの個人的な話が中心。最初からのファンには特に面白い2011/09/01

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