出版社内容情報
人気作家による書き下ろし時代官能。藩主の一人娘・津矢姫のご乱行を鎮めるため若き忍者小弥太は、めくるめく性術を試みるのだが――
内容説明
小野川藩主の一人娘・津矢は、ある日突然、何者かによって淫術をかけられ色に狂う。ことが世間に知れると一大事。風魔の末裔・小弥太は藩主にその淫術を解くよう命じられ、「肉を以って肉を制す」とばかりに伝家の閨房術を試みるものの、なかなか効果の出ないうちに今度は藩主の正室もその淫術に―。人気作家による書き下ろし時代官能。
著者等紹介
北山悦史[キタヤマエツシ]
1945年北海道生まれ。山形大学文理学部中退。学習塾運営のかたわら小説を書き、1997年、官能作家デビュー。「官能小説大賞」「日本文芸家クラブ大賞」「報知新聞社賞」を受賞。独特のソフトな文体と描写で人気を博す。気功家としての顔も持ち、各地で気功教室を開いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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