内容説明
世界中のたくさんの動物のサイトに伝わるおとぎばなし。この物語は人と犬との物語ですが、主人公の犬を、家族、親しい友人、会社の同僚などまわりの人におきかえると、大切なことに気がつきます。
著者等紹介
落合恵子[オチアイケイコ]
1945年生まれ。文化放送アナウンサーを経て執筆に専心する。東京・青山、大阪江坂で子どもの本専門店“クレヨンハウス”、女性の本の専門店“ミズ・クレヨンハウス”を主宰。翻訳、エッセイ集等多数
メグ・ホソキ[メグホソキ]
1961年生まれ。イラストレーター。雑誌『オズマガジン』の表紙のイラストレーションを長年担当するなど、主に女性誌・広告の分野で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
p.ntsk
29
作者不明のまま世界中に広まっているのは時代や地域を越えた普遍性や真理があるからでしょうか。犬をはじめ生き物を愛するすべての人に☆2014/07/26
colocolokenta
18
娘が本棚を整理していたら出てきたというので再読。 我が家のワンコ達も、ずいぶん年をとって、昔のような元気はない。私も5年、10年経って、一緒に年をとっているのだと感じる。2016/09/22
絵具巻
4
文京区立根津図書館で借りました。2016/05/26
ねここ
2
落合恵子さん翻訳の絵本。作者不詳としてあちこちで語り継がれる詩が三編。「にじのはし」は有名すぎる程だが、私も15年前、初めて自分で飼った自分の猫を亡くしてひどく悲しんでいた時に、友だちが教えてくれたのを思い出す。私が死んだら、あちこちから猫達がやって来て再会を喜び会えるのかと思うと、死ぬのも怖くないとまで思ってしまう。大切なものを失った悲しみを、みな何とか受け止めて生きていく知恵なのかな。私が知らなかったもう一遍、愛されたことのない動物と愛を知らぬまま逝った人との出会いも、本当にそうであってほしいと思う。
tatte
0
図書館。2011/10/01