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二見文庫
凶弾

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  • サイズ 文庫判/ページ数 459p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784576071398
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

ケネディ大統領がダラスで暗殺される5カ月前―CIAを退職しフロリダで釣り三昧の悠々自適な生活を送っていたジャックのもとに、かつての上司サムから依頼が舞いこんだ。東ドイツ高官から機密情報の渡し手として指名されたというのだ。急遽冷戦下のベルリンに飛んだジャックにもたらされた情報とは、ベルリン訪問中のケネディの暗殺計画だった。はたして信頼すべき情報なのか?さらに驚くべき陰謀の核心とは?史実に虚構を巧みに織りこみ絶賛された本格スパイ小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コージ

5
再読。時代はダラスでケネディ大統領が暗殺される5ヶ月前。舞台はスパイ小説の王道中の王道のベルリン。要人暗殺物は暗殺する側が主人公だが本作品は要人暗殺阻止側が主人公。しかもほぼ孤軍奮闘。ケネディ大統領暗殺はオズワルドの単独犯行だと思っている人はいないだろうと思う。ソビエト、キューバ、ベトナム。最も怪しいのがCIA。ベルリンで演説をする大統領を暗殺する計画が東側からもたらされる。スピーチ中の大統領をスナイパーが‼。ベルリンで暗殺されず阻止するのは分かっているが、その時の緊張感が凄い。傑作だと思う。2020/11/25

秋茄子@ナイス返ししない党党首

0
ダラス以前にJFKの暗殺計画があった。ベルリンを舞台に展開する陰謀を元CIA局員ジャックの一人称で描ききるスパイ小説。視点が絞られている分ストーリーの流れがシンプルで読みやすかった。この舞台設定で東側の存在感が薄いのは残念だけど。2011/08/13

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