ゆき過ぎた粗食は命とり―知っておきたい老い知らずの「良食」習慣

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  • サイズ A5判/ページ数 175p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784576042329
  • NDC分類 498.59
  • Cコード C0077

内容説明

高齢者の方々には、動物性食品を避け、野菜を多く取り入れた低カロリーの食事こそ、高齢の自分にふさわしい「ヘルシー食」であり、「長寿食」と思っている人が多いのである。しかし、これは大きな誤解。本書ではそうした誤解の多い高齢者の食事について、いままでの問題点を明らかにしながら、おいしく楽しく、よりよい食べ方、すなわち「良食」習慣を提案していく。

目次

第1章 「控えすぎ」は老化を早める(「年だから肉は控えよう」は大きな誤解;「和食」は本当に長寿食といえるのか?;高齢者にとって「粗食」は命とりに!;なぜ高齢者は「低栄養」になりやすいのか)
第2章 老い知らずの「良食」習慣(本当の長寿食「良食」とはどういうものか;「栄養バランスをよくする」ポイント;「食べやすい」調理のポイント;食事を「楽しく」するためのひと工夫)
第3章 おいしい栄養バランス満点「良食」レシピ(家族と同じメニューで食べる「展開食」;栄養診断による指導で、低栄養が改善された例)
第4章 体調が悪いときの「食べる処方箋」(こんな「症状」には、こういう食品が効く;こんな「病気」には、こういう食品が効く;介護が必要な高齢者をサポートする心得)

著者等紹介

井上正子[イノウエマサコ]
医学博士、管理栄養士、日本医療栄養センター所長、北里大学保健衛生専門学院教授。東京都生まれ。1966年、女子栄養大学卒業。昭和大学医学部にて学位取得。73年、日本医療栄養センターを設立し、同センター所長として現在まで地域住民・企業・団体に健康づくりのための医学、栄養教育を行っている。そのかたわら、順天堂大学医学部講師をはじめ、日本大学松戸歯学部、女子栄養大学YSK、練馬区保育課研修会の講師、および老人大学、介護福祉士養成機関の講座を担当。練馬区栄養士会名誉会長、日本臨床・公衆栄養研究会会長も兼務。95年日本栄養士会・栄養改善奨励賞受賞、98年日本栄養改善学会学会賞受賞。日本テレビ「おもいッきりテレビ」などテレビ出演も多く、医科・歯科・栄養の各分野および小児・成人・老人など各年代のオールラウンドの健康管理指導者として活躍中
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