かに心書
私、延命治療はしません―ガンで余命告知された妹・智子の選択

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784576030852
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

「あと3ヵ月」―39歳の女性が受けた突然の宣告。絶望と期待に揺れながら、前向きに、私らしさを貫き通した。彼女が問いかける「生きる」ことの意味。

目次

第1章 三年前の子宮頚癌(子宮頚癌・突然の告知を受けて;「子どもがいる人には、私の気持ちなんてわからない」 ほか)
第2章 余命三か月の告知(どんな検査結果でも私は知りたい;検査に次ぐ検査と、結果を待つ不安な日々 ほか)
第3章 限られた時間をどう生きるか(久しぶりの外泊で買い物を楽しむ;最後のわがままともいえる両親へのお願い ほか)
第4章 燃えつきて(成田空港から直行で再入院;「どんな体になっても生きていてほしい」 ほか)

著者等紹介

戸田和子[トダカズコ]
1958年大分県生まれ。2002年2月にガンで亡くなった井口智子(いのくちともこ)さんの実姉。余命告知をされながら抗癌剤治療を拒否し、自分の納得のいく生き方を選択した妹の手となり足となって、彼女の闘病生活を支えた。現在は福祉施設で介護職員として働いている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Etekow

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ガンで余命いくばくもない患者の生き様はすごい。自分ならどうなるだろうかと思う。余命宣告された方の闘病生活には途中、好転の兆しが見えること多いように感じる。人は生きているのではなく、生かされていると言う。今の自分には言葉として理解はするが全く実感はない。しかし、何十年か後に訪れる死から逆算すればそう時間はない。死は100%来るのだから。ボーッとした時間が無駄と思わないし、惰眠も必要だ。後悔のないように生きることが出来るかどうか分からないけど、自分らしく生きられたら良いなあと思う。2014/08/11

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