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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
せ~や
60
選挙編が終わって、いよいよ文化祭へ。考えさせられる言葉よりは、懐かしい日常が多いような巻。恋愛とか告白とか、シャイな感じとか。夜遅くまで残って、クラスの人たちと一緒に何かをする。普段、関わる人もあんまり話さない人も一緒に。そんな時間は、きっと中高生ならではかもしんない。☆52019/09/15
眠る山猫屋
8
生徒会選挙から学園祭演劇編へ。南條くんや西くん、大谷くんら“男子”の成長が著しい巻。組織と戦う、そんな彼らの機知が眩しい。そして恐怖の大王『足子先生』が降臨するとかしないとか。『ひかりごけ』どころじゃないぞ食べられちゃうぞ。2012/08/06
inokori
5
この最新刊を読んで,実のところこの作品は中学校を仮の舞台としているだけで,作者の考える民主主義とはこういうものだ,ということを高密度・高濃度で表現してるのではないかと思う.だんだん「風変わりな思想書」を読んでいる気分になってくる.ここまで多様な登場人物について細かく書き込まれていくと,エンターテインメントとして楽しむ感じと違ってきたなぁ.2010/03/25
*
4
ハイテンションに慣れた、と思ったらもう一段上をいってくる。一番冷静だったのは校長と、選挙管理委員会の子だったかもしれない。2017/07/03
furugenyo
4
ドクターキリコ西、大活躍。名もない生徒一人ひとりの様々な反応。選挙というシステムが持つ欠陥を、考えないことの理由にしてはいかんな。話に織り込まれた南條の純粋な思いがまぶしい。/インパクトのインフレのために、足子先生があんなことに…(;_;)2013/04/14