アクションコミックス
モリのアサガオ 〈7〉 - 新人刑務官と或る死刑囚の物語

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  • サイズ コミック判/ページ数 215p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784575833751
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ロッキーのパパ

14
足かけ2週間で一気読み。死刑制度の必要性を問う重いテーマを扱っている。直樹の出生の秘密も織り交ぜて練り込まれたストーリーで読ませる。読みながら直樹と一緒に死刑について考えたけど、必要・不要は簡単に結論は出せないな。2010/11/12

ruki5894

12
キチンと終結した。そのことで作者に感動しました。きっと大変な思いで書かれたのではないかと。人は生まれて死んでゆく。それだけが決まっていること。唯一公平なことでその中でさまざまなことに出会い巻き込まれ、足を掬われるイバラの道を歩くことになったりする。他人を殺したり傷つけてたりした人も、たとえ死刑にならなくても死んでゆく。その被害者であっても、どんなに憎んでも苦しんでもやっぱり死んでゆく。結局はみんな死ぬのにね。長い物語を読んで、でもやっぱり死刑を廃止か残置かは、ますますわからなくなった。2022/05/03

ぴよ子

9
私にしてはマンガなのにものすごくゆっくり読んだ。自分なりに死刑について考えながら読んだ。死刑の是非について、私は現在死刑のない国に住んでいるので。一言で語るには非常に難しいけれど、ものすごく考えさせられた、本当にすごい作品でした。涙なしには読めませんでした。2019/06/06

じろう

6
死刑囚と毎日顔を合わせて話をして世話をする。刑務官にとって死刑囚たちは、単なる犯罪者の枠を超えて「コミュニケーションした人間」になってしまうわけで、死刑執行時のつらさは想像に耐えません。直樹を通して刑務官の職務や心情を知ることができて良かった。2010/08/29

ユリ

5
読めば読むほど、わからなくなる死刑制度。わからないながらも、ひとりひとりが考えることが必要なのだと思う。死刑囚を透明人間にしないことが大切なのではないか。2011/01/07

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