双葉文庫<br> デラックスじゃない

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双葉文庫
デラックスじゃない

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  • サイズ 文庫判/ページ数 237p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575714548
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報



マツコ・デラックス[マツコ デラックス]
著・文・その他

内容説明

時事とともに語る「いまのマツコ」を作った出来事。「この業界に飛び込んでみて、自分がなんてつまらない人間なのかと愕然とした」と自身のこれまでを顧みたり、ツイッターへの悪ふざけ投稿が起これば「負のパワーはネットに吐き出さず、自分のためにぶつけてほしい」と社会への違和感を語る。さらにマツコがなぜテレビの住人になったのか、その意地と覚悟も赤裸々に。一方、マツコB面ともいうべきプライベートは超自堕落!極端なほどにふりきれた「デラックスじゃない」日常からは、10年を経て「変わらないマツコと変わるマツコ」の姿が見えてくる。

目次

はじめに―ずっと迷って生きてきました。いまもまだ迷っているんです
第1章 生来―いまのアタシを作った出来事
第2章 懺悔―編集者・文筆家・タレントとして爆走後
第3章 怠惰―変わらない私生活
第4章 趣味―地味すぎる息抜き
第5章 覚悟―電波芸者の意地
おわりに―アタシの人生は旧時代のメディアと一緒に没落していく
文庫化によせて 2016年の世迷いごと。

著者等紹介

マツコ・デラックス[マツコデラックス]
1972年、千葉県出身。コラムニスト&エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yoshida

196
マツコさんのテレビ番組を見ると、この人は賢くて真面目なんだなと感じていた。この作品を読んで納得。マツコさんは自身のいわゆる「立ち位置」を、しっかりと理解している。また誠実で正義の人でもある。自分を「盛って」見せない。誰でも大なり小なり、注目を浴びたいから自分を「盛る」事が多いはず。かつて「盛って」いた自分に気付き、恥じているマツコさんは素晴らしいと感じた。最近のネット依存に対する警鐘にもうなずける。マツコさんはこれからも、変わらぬスタンスでいてほしい。興味本位で手に取りましたが思わぬ収穫の多い作品でした。2016/09/06

やすらぎ🍀

184
マツコさんのアイスクリーム大人買いから始まるエッセイ。…心はさ迷っているの。流れ着いた場所で本気を出せばいいと思っているの。私になりたい人なんていない。…自虐的であるその感情は、誰しもが持ち合わせている。世間の目に敏感であり、疎外感のなかで存在し続けることのできる、心の強さ、思考の深さと繊細さ。俯瞰をして生まれる分析力。デラックスではなく質素な生活感が多くの人を惹き付ける。包み隠さずに。…嫌な時代になったわね。おかしなこと言うと、知らない誰かから総ツッコミされて。エンターテイメントはなくなってしまうわよ。2021/12/12

ykmmr (^_^)

103
アタシ、マツコ・デラックス。本当にNICEなネーミングであるわ。でもね、実際は意外と線が細くて、男性的・女性的・中称的、どの要素もある普通の人間なのよ。仕事熱心な、キャリア○○ってみんな言ってくれちゃうけど、普通に恋もしたい、子供も欲しいのよ。たまにはゆっくりしたいわ。こんな感じで、自分の心情を客観的、でも正直にご本人は綴っている。読書の中で、著名人の皆さんのエッセイ・歴史上の人物の話・そして、作家の回顧録など、色んな人物伝を読んでいるが、みんな、何かで有名になれて、それで輝き、功績も作っている。2021/09/29

きみたけ

95
ちょっと息抜き😙マツコ・デラックスの素が分かるエッセイ本。2016年刊行。ツイッターへの悪ふざけ投稿に対し「負のパワーをネットに吐き出さず、自分のためにぶつけてほしい」と語ったり、モー娘。のアイドル論について熱い想いを吐露したり、雑多な話題ですがマツコらしさが満載で面白かったです。テレビ出演に対し一定のスタンスを保ち「電波芸者の意地」として真摯に取り組む姿勢は好感が持てます。よく「月曜から夜ふかし」とか見ているので、午後11時台こそゴールデンタイムに納得。2023/06/27

くろにゃんこ

66
テレビで観ていたら、もの凄く謙虚で周りに気を使う人でした。う~ん、それを活字で読むと・・・前半はややウダウダ感があって面白くなかった。でも色々と考えている人柄が伝わります。後半になってマツコ節炸裂かな。紅白についてはその通り(笑)話口調そのままなので読みやすい。 2016/09/23

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