双葉文庫
弓張ノ月―居眠り磐音江戸双紙〈46〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 328p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784575666724
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

天明四年(1784)弥生二十四日未明、麹町の佐野善左衛門邸を見張る霧子は、屋敷内の不穏な気配に胸騒ぎを覚えていた。意を決し邸内に潜入した霧子は、佐野善左衛門が松平定信に借り受けた刀を携え登城することを耳にする。小梅村に舞い戻った霧子から報告を受けた坂崎磐音は、急遽、奏者番速水左近への書状を認め、霧子に託すが…。超人気書き下ろし長編時代小説第四十六弾。

著者等紹介

佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。デビュー作『闘牛』以後、スペインをテーマにした作品を発表。99年、初の時代小説『密命』を皮切りに次々と作品を刊行、時代小説の旗手として高い評価を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

102
居眠り磐音江戸双紙「弓張ノ月」46巻。いよいよ最終巻まで4冊、どんな最終章になるのか楽しみです、磐音の決断決着のつけ方、磐音を慕い、頼り、支えた人々の行く末はどうなるのか、ワクワクもするがドキドキもする、奈緒さん、霧子、弥助さんは特にハッピーエンドでと願う。2014/07/24

tengen

78
松平定信の館から戻った佐野が動いた。 とうとう田沼意次の子、若年寄意知を城内で襲った。 意次は暗殺の裏で糸引くものを必死で探る、その矛先は尚武館か定信か。 いずれにしろ、田沼政権の陰りを見てとった磐音はある決断をする。 ☆彡今回も豪華フルキャストでした。出なかったのは四郎兵衛、中川淳庵先生、鉄五郎親方、木下同心、三味芳の鶴吉あたりか??そこまで云うと贅沢か。奈緒が心配。。2014/07/16

むらKみ

73
佐野善左衛門がついに動きました。史実の通り田沼体制崩壊の引金の事件が。 尚武館の主要メンバーの今後が具体的になってきましたけども私としては奈緒と子供たちがどうなるかが一番気になります。さあラストスパート!2014/08/19

baba

71
田沼意次、意知親子と佐野善左衛門との史実に基づいた展開と磐根とのからみがどう進むのか気になり読み進めた。元々穏やかな人ではあったが、磐根はすっかり老成したように思える。前半は田沼親子と距離を置く事で話しが進み、弥助の影働きと若い二組の婚儀が中心でしたが、最後にやっと磐根やお馴染みの面々の活躍が見られてホットしました。やっぱり槍折れ小田平助さんが登場しないと淋しい。2014/10/11

ひさか

66
2014年7月刊。46巻め。やっと話が進展しましたが、しかしかなり冗長。もっとさっさと進んでもいいんだけど。2014/11/12

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