出版社内容情報
橘 真児[タチバナ シンジ]
著・文・その他
内容説明
スカイツリーのお膝元にある下町銭湯「釜の湯」。富士山の壁絵もレトロな浴場を守る番台の老婆―その正体は売れない喜劇役者、本庄昭信だった。実は釜の湯を切り盛りしてきた祖母が入院したため、祖母に化けて代わりを務める羽目になったのだ。いつバレるかとヒヤヒヤの昭信だったが、幼馴染みから欲求不満の人妻まで、夜ごと通う美女客たちが“男の煙突”を刺激する。書き下ろし長編爽快エロス。
著者等紹介
橘真児[タチバナシンジ]
1964年、新潟県生まれ。96年『ロリータ粘液検査』(マドンナメイト文庫)でデビュー。その後、教員をしながら執筆活動を続け、2003年から専業作家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まさきち
54
【読メエロ部】入院した祖母に代わって、売れない役者の主人公が特殊メイクをして番台に座る。そして希望通り?にエロい事象に見舞われていきます。隠微な言葉を使おうという意気込みは感じましたが、全体的に性に目覚めた少年のような言葉と混ざりすぎていてなんとなく落ち着かない雰囲気。そしてなによりエロ小説の心髄である色事の際の台詞にもう一捻りほしかったです。2018/04/19
END
8
今回は銭湯!銭湯大好き♪女湯を覗ける妄想って男ならちょっとはあるかもしれないけど、実際はお婆ちゃんばっかりだからあんまり楽しそうじゃないしな……。前の三作よりもマニアック!最後が誰かと結ばれるって感じで終わらなかったのがちょっと消化不良。官能小説って誰もコメントしてないから初めてってのがちょっと面白かったりする。2017/01/12
トトロとろとろ
2
男の妄想をそのまま本にして売ってしまったかんじ笑 今の技術なら特殊メイクで老婆に化けるのもできるんだろうな〜。2016/05/24