• ポイントキャンペーン

双葉文庫
小説 ルパン三世

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 334p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784575514407
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

内容説明

モンキー・パンチ氏の名作『ルパン三世』の世界を、人気作家5人がオリジナルストーリーで描く競作アンソロジー。あのルパン、次元、五右ェ門、不二子、銭形警部が活字の世界で活躍する。

著者等紹介

大沢在昌[オオサワアリマサ]
1956年名古屋市生まれ。79年「感傷の街角」で第1回小説推理新人賞を受賞しデビュー。86年「深夜曲馬団」で第4回日本冒険小説協会最優秀短編賞、91年『新宿鮫』で第12回吉川英治文学新人賞、第44回日本推理作家協会賞、94年『新宿鮫 無間人形』で第110回直木賞、2004年『パンドラ・アイランド』で第17回柴田錬三郎賞を受賞する

新野剛志[シンノタケシ]
1965年東京都生まれ。立教大学社会学部卒業。旅行会社勤務を経て99年『八月のマルクス』で第45回江戸川乱歩賞を受賞

光原百合[ミツハラユリ]
1964年広島県生まれ。大阪大学大学院修了。現在、尾道大学芸術文化学部准教授。詩集や童話を執筆しながら、88年、初のミステリー作品である『時計を忘れて森へいこう』を上梓。2002年「十八の夏」で第55回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。11年『扉守 潮ノ道の旅人』で第1回広島本大賞を受賞

樋口明雄[ヒグチアキオ]
1960年山口県生まれ。明治学院大学卒。87年『ルパン三世/戦場は、フリーウェイ』でデビュー。2008年上梓した『約束の地』で、第27回日本冒険小説協会大賞と第12回大藪春彦賞をダブル受賞

森詠[モリエイ]
1941年東京生まれ。東京外国語大学卒。71年『黒い龍』でデビュー。82年『燃える波涛』が第1回日本冒険小説協会大賞感謝感激賞受賞。94年『オサムの朝』で第10回坪田譲治文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

242
モンキー・パンチの懐の深さよ。原作/監督に名前がありますが、恐らくキャラクターデザイン迄ですよね。誰もが知るルパン、次元、五右衛門、不二子、銭形というキャラを自由に動かしてストーリーを組み立てられるのは小説家冥利に尽きるでしょうか? キャラクターを立てるか、敢えて我を出すかも悩ましいのかも。ここの作家さん達は未読の方々でしたが、作風を良く知る作家さんだったらどう料理するのか気になるところです。2023/01/08

ナルピーチ

134
ルパン三世がアニメ化されてから今年で50周年。今秋からはいよいよアニメシリーズ《PART6》の放送が予定されていて待ち遠しい限り!そこで気になって手にした【小説ルパン三世】モンキー・パンチ先生によって生み出されたこの名キャラクター達。5人の人気作家さんに新たに息を吹き込まれた活字によるルパン劇場はどの物語もとても魅力的で面白く読ませてもらった!読みながら脳内で映像化され、あの声優さん達の声でリプレイされていく。やっぱりルパン三世は永遠の憧れ!カッコよくてちょっとエロいけど最高の男に違いない!2021/07/09

hnzwd

61
五人の作家によるアンソロジーなのに、ルパン三世という確立されたキャラクターがあるため、セリフの一つ一つが脳内再生されます。大きく枠を外す作品も無く、アニメ化されてもおかしく無いものばかり。表紙は赤ジャケットか。。緑が似合う作品が読みたかった気もします。2016/07/15

ポチ

55
5人の作家のアンソロジー。アニメそのままのルパン3世がいて、とても楽しく読めた作品。2020/01/30

アイゼナハ@灯れ松明の火

52
大沢在昌・新野剛志・光原百合・樋口明雄・森詠の5人によるルパン三世のアンソロジー。それぞれの作家さんらしさもありつつ、やっぱり脳内ではアニメに変換されるのがルパン三世らしい(笑)どの作品もルパン・ワールドへの愛に溢れてて、有名作家原作のトリビュートDVD企画とか、ひょっとしたら実現可能なのではあるまいか、などと妄想したりして。五右ェ門の見せ場が少ない気がして残念でしたが、口数多くしちゃうとらしくなくなるから小説では不利なのかなぁ。2011/09/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3332763
  • ご注意事項