双葉文庫
棟居刑事の荒野の証明

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  • サイズ 文庫判/ページ数 308p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575513219
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

山名は会社の同僚・竹内愛から姉・由香失踪の相談を受ける。由香の失踪には自社の社長・江頭克巳が関係しているらしい。山名は、「社奴」であった半生に別れを告げ、「自由の荒野」に踏み出すべく、江頭に宛てて脅迫状をしたためるが…。

内容説明

会社のエースとして飛ぶ鳥を落とす勢いだった山名功は、突然、関連企業末端のゴルフ場に異動となった。呆然とする山名だが、同僚の竹内愛から姉・由香の失踪を相談される。どうやら由香は、山名を左遷した張本人である社長の江頭克巳と関係があったらしい。山名は、社奴であった半生に別れを告げ、江頭に宛てて脅迫状を認める。

著者等紹介

森村誠一[モリムラセイイチ]
1933年埼玉県生まれ。10年間のホテル勤務を経て、69年『高層の死角』で第15回江戸川乱歩賞、73年『腐蝕の構造』で第26回日本推理作家協会賞を受賞する。2004年には作家生活40周年を迎え、第7回日本ミステリー文学大賞を受賞した。幅広いジャンルにわたる著作は365冊を数える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マイ

1
2:あまり面白くなかった。話を複雑にして失敗したのでは?と思ってしまうほど。牛尾刑事も棟居刑事もほとんど出てこないので、このシリーズに加えないほうがよいと思った。私は、もっと警察が出てこないシンプルな話の方が好きだ。山名が主人公として登場する割に、山名や愛の犯罪の動機が弱い。面白くなる要素はたくさんあったのに、なんだかもったいない。2013/03/16

GAKU

0
山名功のイメージは強いけど、棟居刑事たちの存在感は感じられなかった。オチには納得かな。2010/04/24

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