双葉文庫<br> 僕の行く道

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双葉文庫
僕の行く道

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  • サイズ 文庫判/ページ数 276p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575512052
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

離れて暮らす母に会うため、小学3年生の沖田大志はひとり、旅に出る。途中、さまざまなトラブルが大志に降りかかるが、行く先で出会う人々の優しさに助けられ乗り切っていく。心細い思いをしながらも健気に旅を続ける大志は、果たして母に会えるのか?「涙でページがめくれませんでした」という読者が続出した、親子愛溢れる感涙のハートフルストーリー。

著者等紹介

新堂冬樹[シンドウフユキ]
1966年大阪生まれ。98年『血塗られた神話』で第7回メフィスト賞を受賞しデビュー。“人間”を様々な角度から描き、ノワール小説から純愛小説まで、読む者の心を引きつけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

★グラスハート★

81
2.0 小3の男の子が、母親を探しに東京から小豆島まで行く道中の人達や小豆島での衝撃。 どーせ墓石でもあるんだろうと予想していたんだけど、そっちか!ってなった。 でもなぁ1972年に報告され現在は問題なくなってる。 さて、この小説はどの年代を想定しているのだろうか? そして、「たけのこの里」を食べても問題ない猫ってどうなんだい? いろんな意味で問題がある小説と感じました(笑)2018/05/18

さっとん

64
新堂さん3作目にして初の白新堂。 噂には聞いてましたが黒とは全然作風が違いますね。 本当に同じ人が書いてるんだろうか?と思うほどです。 小学校3年生の男の子がお母さんに会うために一人で旅に出るという、あらすじを読んだだけでお涙頂戴感が伝わってきますが、それでもしっかりと感動させられました。 道中で多くの人たちに助けられるあたりに出来過ぎ感を多少感じもしますが、フィクションと思えばそれも含めて良いお話です。 小さい子を持つ親としては涙なしでは読めない感動の1冊でした。2021/05/24

はらぺこ

60
新堂冬樹版の『母をたずねて三千里』。 悪い人も出てきましたが基本的に登場する人はええ人ばっかりやし、主人公の大志は素直でええ子やし。ええ話でした。 ただ、自分はどんな小説でも先を想像しながら読んでるので、話に病気が絡んでくると読んでて嫌になります。作品が嫌って事じゃなくて、不治の病が奇跡的に快復した方がええのか不幸な結末の方が泣けてええのかを想像してる自分自身が嫌になります。 2014/03/19

H!deking

59
お母さんと離れ離れで暮らす小学校3年生の大志くん。お母さんはパリで暮してると聞かされていたが、お父さん宛の手紙を読んだところから、もしかすると小豆島に行けばお母さんに会えるんじゃないかと、お父さんに内緒で猫のミュウくんを連れて旅に出る。果たしてお母さんに会えるのか、、、的なお話。ヤバいわこれうちも下の子3年生ということもあり思いっきり感情移入してしまった。最後泣けます!おすすめ!1472017/12/10

ぶんこ

49
2歳から母と離れ離れとなった小3の大志君が、母探しの一人旅に出ます。ただただ驚いたのが猫を連れ歩く事。甘いもの好きなニャンコちゃん、重さに触れていないけれど、かなり大変なはず。それでも一緒にいてくれるのは心強い。新幹線の陽子さんや新大阪の由美ちゃん、港のおじいちゃんと巡りあえたのが大志君にとって、そして皆にとっても幸せ。私も同じ場面に遭遇したら声をかけていそうです。巡り会いたいな。小豆島では衝撃が待っていましたが、居てくれただけでも嬉しい。そう思いたい。2018/08/21

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