双葉文庫
悪の条件―牛尾刑事事件簿

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  • サイズ 文庫判/ページ数 308p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575511772
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

警視庁捜査一課刑事・山科正人は殺人事件の捜査本部に参加しているが、仲間にもペアを組んだ新宿署の牛尾刑事にも「話したくない秘密」があった。あることをきっかけに山科は誰にも決して「話せない秘密」をもつに至る。そのとき「悪の本性」に目覚めたことを自覚した山科は、追う者の心理を熟知した追われる者となった。著者会心のエンターテインメントミステリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

wakazukuri

3
面白かった。刑事の心に潜む悪の魂。一歩間違えば道をはずす。休暇での旅行先でのアバンチュールから人生が狂ってくる敏腕刑事。その彼女に絡んだ、そして自分の身に降りかかった事故から、正当防衛で殺めてしまう。そこで自首しなかったことから、次は悪意を持って殺める。最後は同僚からその罪を遠回しに指摘されるが、自分の心に任され、最後は人助けから自分が轢死し殉職扱い。事件の結末がどうなるのかハラハラしたが、ハッピーエンドにはならなかったが、結局落ち着くところに収まった感じで読みごたえがあった。2020/04/27

こやまるぅ

1
ヤマさん・・・最初からイっちゃうとかwwww2011/05/16

zero

1
現職の刑事が殺人犯になる。捜査の手口を知り尽くしている者は捜査を抜けられるのかというような展開を期待していたのですが、、、途中からはそれに近くなったけれど・・・。もっと面と向かって追われている立場で頭脳戦みたいなものを繰り広げてほしかった。面白いんだけど、、そこがマイナスです。2009/10/19

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