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双葉文庫
MAZE

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  • サイズ 文庫判/ページ数 260p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575509083
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

アジアの西の果て、白い荒野に立つ矩形の建物。いったん中に入ると、戻ってこない人間が数多くいると伝えられている。その「人間消失のルール」とは?謎を解き明かすためにやってきた4人の男たちは、果たして真相を掴むことができるのか?異国の迷宮を舞台に描かれる、幻想的な長編ミステリー。

著者等紹介

恩田陸[オンダリク]
1964年宮城県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。1991年『六番目の小夜子』が第3回日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作に選ばれ、デビューする。その後、ミステリー、ホラー、SFなど幅広いジャンルで活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

160
神原恵弥その1。ちょっぴりSFちっくなミステリー。他の人の感想を見ると象と耳鳴りも関連ありそうなんでこのシリーズ読み終わってからそっちも早めに読んでみます。2015/06/10

SJW

147
アジアの西の果ての荒野にある白く豆腐のような建物。その中には迷路があり戻らなかった人々が多くいると伝えられている。この建物の謎を解くためにやって来た4人が資料を元に推理をするが、後半から意外な展開になっていく。恩田さんの不思議ワールドに浸れる幻想的なミステリーです。2019/11/17

カロリーナ

100
再読☆3 神原恵弥シリーズ第1弾。アジアの西の果て、荒野に立つ直方体の白い建物。一度中に入ると、戻れない人間が数多くいるらしい。4人の男がその「人間消失のルール」を解明すべく、人間が「有り得ぬ場所」へと赴く。長編ミステリー。この作品に限っては、主人公は恵弥ではなく満なんですね。すっかり内容を忘れていたので楽しんで読めました。読んでいる間中昆布茶が飲みたくなって仕方なかったです(笑)死体が出る訳でもないのに、じわじわと迫ってくる恐怖心と独特の空気感が病みつきになります。ただオチは呆気なく、後味は悪いですね。2015/09/18

射手座の天使あきちゃん

96
アジアの果てにある人が消える遺跡、4人の男が謎の解明にやって来たが・・・ 鳥肌がたつような現象が次々に起こり恩田ワールドへ引き込まれますぅ!  ただ読み終わって「もやもや」が残る人もいるかもですねぇ <(^_^;2010/02/10

はらぺこ

95
『月の裏側』みたいな感じかなと思ったら違った。裏表紙に「幻想的な長編ミステリー」と書いてた。納得。 この「幻想的な」の部分やと思うけど、恵弥の過去に何があったのか気になるわ。今までは大丈夫やったんやろか? 満がヘリから見たのは?満の謎解きで合ってるんかなぁ?コメント書く為に内容を思い出してたら迷路に嵌った気分やわ。 読後は意外とスッキリしてると思ったけど結局モヤモヤしてきた。2011/02/24

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