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高く遠い夢ふたたび

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  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784575305456
  • NDC分類 292.58
  • Cコード C0095

内容説明

諦めなければ夢は必ず実現する、を信条に3度地球の頂点に到達。「80歳でもまだまだやれる」冒険スキーヤー挑戦の記録。

目次

第1章 エベレストへのこだわり(37歳―8000mサウスコルから世界初のスキー滑降;70歳―立派なデブが世界の頂点へ ほか)
第2章 年齢を重ねて、挑戦するということ(世間の質問に答える;年を取っても飽きないトレーニングを ほか)
第3章 若き日の三浦雄一郎(80歳で大倉シャンツェを飛ぶ;100歳現役だった父 敬三について ほか)
第4章 カトマンズからエベレストへ(エベレスト街道トレッキング―3月29日~4月15日;エベレストベースキャンプ―4月16日~5月15日)
第5章 サミットプッシュ夢の頂へ(5月16日~23日―サミットプッシュ;5月23日―三浦隊、10名全員登頂 ほか)

著者等紹介

三浦雄一郎[ミウラユウイチロウ]
1932年10月12日青森市に生まれる。1964年イタリア・キロメーターランセに日本人として初めて参加、時速172.084キロ、当時の世界新記録樹立。1970年エベレスト・サウスコル8000m世界最高地点スキー滑降(ギネス世界記録認定)を成し遂げ、その記録映画「THE MAN WHO SKIED DOWN EVEREST」はアカデミー賞を受賞。1985年世界七大陸最高峰のスキー滑降を完全達成。2003年に70歳で、2008年に75歳でに続き、2013年5月に80歳で3度目のエベレスト登頂(世界最高齢でギネス世界記録認定)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のし

11
登頂より、下山のほうが大変で命を落とす可能性も高いとは知りませんでした。三浦さんも凄いけど、三浦さんの父、子供や皆の力が支えになっているんだと思います。こんな鉄人でも劣等感があったとは知らなかった。前人未到を成し遂げた人には言葉に力がある。いい本でした。2013/10/12

Pー

10
やっぱり「山」はいいな~。昔の山岳部時代の思い出が山用語が出てくる度に懐かしく思い出しながら読みました。80歳であのエベレストですからね。超人的な体力と精神力、そして素晴らしい仲間に恵まれたチームワーク等々。全てが120%恵まれた山頂征服ではあったが、紙面いっぱいに臨場感が溢れる読み物でした。 せめて近くの里山でも歩こうか・・・という思いが湧き出てきましたよ♪2013/12/08

山男777

2
精鋭の三浦チーム+女医同伴で高齢でもあるし通常の2倍の日程で半日行動、半日休養と健康のチェック体力を温存しながらの成功だったらしい。既に登頂時にマスコミで散々報道もされたが、三浦氏の生の詳細な日記は引き込まられるような迫力があった。 2013/10/24

yamakujira

1
80歳でエベレスト登頂という偉業には、ただただ驚嘆するばかり、あらためて本人の強靭な意志に感服する。無理なダイエットをせずにキャラバン中に体重を落とすとか、キャラバンもキャンプも宿泊を増やしてペースダウンするとか、年齢に応じたタクティクスはもちろん、高度順化の方法の切り換え、キャンプ泊数の短縮など、臨機応変の対応も素晴らしい。かえすがえすもC2からヘリで下山というのが惜しいなぁ。あと、高所登山を語るならば、糞便やゴミ、装備の回収にも触れてほしかったし、ぜひ費用明細も見せてほしいな。 (★★★☆☆)2019/10/26

まこっぴ

1
80歳でエベレストに挑戦した三浦雄一郎さんの登頂記録。ご本人の記録を読みながらいっしょにエベレストの頂上を目指している気分になり、気がつくと息を詰めて文字を追っていました。死と隣り合わせの壮絶な挑戦にも関わらず、悲壮な感じにならないのは、三浦さんご自身のおおらかでポジティブな性格と諦めない強い意志があったからにほかなりません。ご子息始め、たくさんの人たちの献身的な支援と三浦さんのブレない思いが、80歳の三浦さんを地球のてっぺんに立たせたのでしょう。ほんとに素晴らしい。感動しました。2014/07/25

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