内容説明
何のために野球をするのか？誰のために野球をするのか？野球を愛する全ての人たちへ。
目次
第１章 子供たちに必要なこと（少年野球の現状；個性を見極める ほか）
第２章 経験から思うこと（選手にとってコーチとは；選手の判断力に任せる ほか）
第３章 向上するためのちょっとしたコツ（向上するために；コンプレックスを持つ ほか）
第４章 私が思うところ（野球だけにとらわれず；プロに生きる ほか）
著者等紹介
仁志敏久［ニシトシヒサ］
１９７１年１０月４日、茨城県古河市生まれ。３８歳。常総学院高校、早稲田大学、社会人の日本生命を経て、１９９５年、ドラフト２位で読売ジャイアンツに入団。同年、新人王を獲得。１９９９年から２００２年まで４年連続でゴールデングラブ賞。２０００年の日本シリーズでは攻守に渡る活躍を見せ、日本一に貢献、シリーズ優秀選手賞を受賞する。２００６年、トレードで横浜ベイスターズに移籍し、２００９年に退団。２０１０年からはアメリカ独立リーグの一つ、アトランティック・リーグのランカスター・バーンストーマーズに所属する（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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再び読書
36
正直期待していなかったが、予想を上回る内容だった。かつて巨人ファンだった頃、実は仁志氏が嫌いでした。攻撃的なトップバッターが売りでしたが、言い代えると長打力はあるが、雑なかんじが、拭えなくもっと大事にいけばとよく思っていました。ただ守備は素晴らしく、この本でも述べているように、打者ごとに守備位置を変える攻撃的な守備が印象的でした。またＮＦＬのビデオ判定の紹介は勉強になりました、最近読んだ今岡氏の天然ぶりと対照的でした。やっと江川に対立していた心境は理解出来た。是非指導者としてプロ野球に戻ってきて欲しい。2016/02/05
Humbaba
2
信頼関係を作るためには，行動の意志を伝えることが大切である．例え普段言っていることと違っていても，その理由が納得のいくものであれば信用は高まる．ただの根性論に耽溺するのではなくて，理由に納得して行うべきである．2010/11/07
SU
1
最後に載せてある、仁志さんが中三の時に書いた詩が印象的です。2015/04/02
みやっち
1
仁志氏の野球観がよく伝わりました。一見「誰でもそう思っているよ」と思える事柄も、仁志氏なりにしっかり理論づけています。派手さはありませんが、とつとつと心に入ってくる内容でした。2013/02/08
御来屋祐伊
1
先日、現役引退を発表した仁志敏久選手が今春出した本。かつて巨人の機動力野球の要として活躍した彼の生き方が克明に描かれている。第三章「向上するためのちょっとしたコツ」は必見。当り前のようだが難しいことを、自身の経験をもとに明解に述べられている。「プライドが高い」「傲慢」という悪評も高い仁志選手だが、必ずしもそうではないことはこれを読めばすぐに分かる。2010/06/12
