内容説明
どんなに躓き、転んでもあとには引けぬギャンブル道。泣く子も黙る“最恐”コンビがお届けするハチャメチャエッセイ第5弾!!必見!サイバラの特別書き下ろしカラー漫画8ページを収録。
目次
どうにかなるか…、いいえ、どうにもなりません。
勝てる勝負ならいくらでも…
オッサン、麻雀の話かよ
競走馬の名前
サイン会と皐月賞
情報信ずべし、情報信ずべからず
そこで何をしてたんだ?
人間は不可解である
春の旅の終わりに…
せっかく命拾いしたのに〔ほか〕
著者等紹介
伊集院静[イジュウインシズカ]
昭和25年2月山口県防府市生まれ。立教大学文学部卒業。『乳房』で吉川英治文学新人賞を受賞、『受け月』で第107回直木賞を受賞、『機関車先生』で柴田錬三郎賞を受賞、『ごろごろ』で吉川英治文学賞を受賞する。小説のほか、数多くのエッセイも執筆している
西原理恵子[サイバラリエコ]
昭和39年11月高知県高知市生まれ。武蔵野美術大学在学中に『ちくろ幼稚園』でデビュー。平成17年、『さいばらりえこの毎日かあさん』『上京ものがたり』で手塚治虫文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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katoyann
18
週刊大衆に掲載されたエッセイを単行本にしたもの。競輪と麻雀の話が多く、コアな話でもあるため、話半分ぐらいしか分からなかった。 大人になったら信義を大切にして一度信頼した人間に対して簡単に態度を変えてはいけない、という趣旨の言葉が心に刺さった。つまり、風見鶏のように評判が下がったからと言って人間関係を見切るあり方に関し、大人として芯ができてないと批判しているのだ。肝に銘じたい。ご冥福をお祈りします。これからも時々著書を読むこととします。2023/12/08
お静
16
この作家は競馬、競輪、麻雀、ゴルフ、酒の合間に本を書いているのか!それでもいい作品が沢山ある。 賭け事について専門的なことはわからないが日々の生活が酒臭くタバコ臭いことは伝わったし面白かった。2018/02/01
taka
1
競輪ネタが多い割に、競輪の制度は批判している。行ったことないので分からないが、面白いと感じていたころはルールが単純で人間模様が表れやすかったのではないかと推測する。男の本能的な闘争が見られると、金を失ってもまた賭けたくなるようだ。(ワケガワカランナァ)2017/10/12
おとしん
0
相変わらず西原さんは安定しています。伊集院さんは、ときどき筆が迷走しています。でも、僕はこの本が好きです。2009/08/30
最終バック九番手
0
週刊大衆2004年4月19日号~2005年4月4日号初出…車券を外した八つ当たりだらけなんだが2009年時点から振り返ると正論が結構あったりする…第1刷発行:2006年7月25日…本体1500円2009/06/11