内容説明
NYテロ、キューバ、TATTOO、北朝鮮、フーリガン…。現場でキーボードを叩き続けて描いた文章によるストリート・クロッキー。
目次
和カブレTATTOO
世間の常識―正シキ社会人ノタメニ
マトリックスシステム
旧友、逝ってよし!
「善花会」結成!
市議会議員に立候補!―あるジャンキーの選挙活動レポート
サイコーよー―『彼女の恋人』
ドラッグの殿堂―偉大なるジャンキー達を称えて
ばあちゃんがやって来た!
のぞき×覚醒剤、完璧だねマーシー!〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
maru
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シャブ中のライターが、自身の体験を実況中継的にラリった状態で綴った本。おもしろおかしく読みながらも、あとがきの部分で書き手として読者に対するメッセージが一番印象に残った。 麻薬のような要素を含む文章があり、真に受けて新興宗教みたいに洗脳されてしまうことに注意していた。 自分は著者は目で見た現実、経験した事から真実を見つめて本を書いていると感じた。2014/08/02
さゆ
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ドラッグとは、非常に個人的な《物語》で。個人的な《物語》は個人によって創られ、個人に帰結するべきなのだと。シラフで、アスファルトの上は退屈だけど、この人の書く文章はいつだってお守りみたいに信じていたいと思う。2022/05/28