廃屋の幽霊

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784575234732
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

四季の移ろいを背景に、ひたひたと静謐な恐怖が迫る。ホラー・ジャパネスク神髄!夢と現実のあわいを描く恐怖小説集。

著者等紹介

福沢徹三[フクザワテツゾウ]
1962年、福岡県生まれ。営業、飲食、アパレルなどのさまざまな職業を経験したあと、デザイナー及びコピーライターに転業。広告代理店、百貨店アートディレクターを経て、フリーに。学校講師のかたわら、作家活動に入る。2000年、恐怖小説集『幻日』でデビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ブルームーン

32
結末はぼかし気味の怖い話を集めた短編集。ぼかす事で怖さが増すこともあるかもしれないけど、もうすこしはっきりさせてくれてもいいのにと思ってしまう。ちょっと消化不良気味。2015/02/16

うさっち

20
怪談短編集。映像化したら「庭の音」が一番気持ち悪くて怖さを感じられるかもしれない。2019/09/10

sin

14
作者がその人生の遍歴を作品に盛り込んでいるからか、怖さと共に哀愁を感じさせてやまない。ただし、以前に作者の実話怪談集を読んだせいか数多く読んでいると似たような印象を持ってしまう。2013/08/15

ROOM 237

13
寝ている時に見る"夢"に翻弄され怪異に見舞われる男が主人公のアンソロジー。2003年刊行とあって新作を重ねた今ほど上手いわけではなく、なぜか一番面白くなってきた所で唐突に物語は終わりを迎えて驚く。マイベストはアル中日雇い労働者の主人公がつげ義春みたいなふわふわした友達と3畳一間のアパートで暮らす「市松人形」。新装版が出ているようだから読んでみたい。2021/02/19

hannahhannah

8
福澤徹三のホラー短編集。『ピースサイン』もそうだったが、どの話も転落人生を歩んだり何の目的もないまま生きてる人が主人公。途中で不気味な夢を見て実際に怪異が起こり、後味の悪いラストというパターンが多い。バーのマスターが超能力者だと自称する『超能力者』が面白かった。2020/10/18

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