悪意

  • ポイントキャンペーン

悪意

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 309p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784575232646
  • Cコード C0093

内容説明

「衝撃のたくらみ」加賀刑事執念の捜査。翻弄され尽くす快感と、くらくらするような結末。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こうじ

125
⭐️⭐️⭐️3/5 普通に面白かった^_^これも加賀恭一郎シリーズ^_^加賀も凄いけど加害者も凄い。ゴーストライターにいじめの事。何年の前の本だけどゴーストライターやいじめも無くなっていないね。みんな同じ感情を持つ生き物だったら、平和かもね。でも、かなり平凡な世界かもね^_^;2015/09/20

nyaoko

84
悪意。人の心の奥に潜む負の感情。妬み、恨み、憎しみ。それらを押しとどめていた人が、ある事をきっかけに悪意が放たれた時、その人は一体どんなおぞましい顔をしているのだろう。これはもう、「ヤラれた」の一言に尽きる作品。最後の最後まで、騙された。と、言うか私が鈍いのかもしれないけれども。本作の事件は犯人は早い段階で判明するのだけど、殺害に至る動機についてがなかなか解明されず、加賀刑事同様に読者も悩む事になる。加賀シリーズではフーダニット最高のミステリー。今の所。まだまだ読むよ。2017/07/17

クリママ

61
加賀恭一郎シリーズ。野々口と加賀による交互の手記。犯人はすぐわかるものの、その動機は?教師であった時のうぬぼれは、失敗を呼び込んだ。今回も「自分の仕事ぶりにうぬぼれさえ感じ始めていた」が、ふと目を向けた先に疑念が芽生える。なんとなく読んでしまった言葉の中に、事実が隠されている。そして、形のない恐るべき悪意にたどり着く。20年ほど前の作品だが、抜群の安定感。加賀にすべてを委ねて、安心して読むことができる。2016/01/07

やちゃ

46
加賀恭一郎シリーズ 最近の作品は全て読了しているが、過去の作品を順に読んでいる4作目。かなり早い段階での犯人逮捕…戸惑いつつ読み進めると、最後の最後に「なるほどー!」と唸らせてくれた。 今からちょうど20年前の連載。フロッピーディスクとか電子メールなんて書かれているのが懐かしいけれど、ちっとも古臭くなくて、ホントに東野さんはスゴいなぁ~2015/09/15

みみはは

37
加賀恭一郎シリーズは順番通りに読んでいたはずだったが、この一冊だけが未読で、やっと読めた。 人気作家、日高邦彦が殺され、犯人は加賀の元同僚教諭の野々口と早々に判明するも、その殺人の経緯と動機を探る為に、二転三転する。その度にこれが真実かと思わされるが、真実があまりにも意外な事で肩すかしを食ったような気になった。 東野さんの描く細かいトリックは流石に見事だと思った。 2015/09/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/552829
  • ご注意事項