双葉新書<br> スタンドオフ黄金伝説―日本ラグビーを切り拓いた背番号10

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双葉新書
スタンドオフ黄金伝説―日本ラグビーを切り拓いた背番号10

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  • サイズ 新書判/ページ数 286p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784575154580
  • NDC分類 783.48
  • Cコード C0295

出版社内容情報

2015年秋、イングランドで開催される第8回ラグビーW杯に出場するラグビー日本代表。名将エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチのもと初のベスト8進出を狙う。本書では、ジョーンズHCに取材するとともに、チームの司令塔であるスタンドオフ(背番号10)にスポットライトを当て、ラグビー人気絶頂だった時代に活躍した花形スタンドオフの松尾雄治、本城和彦、平尾誠二のインタビューを収録。さらに現日本代表の立川理道、田村優らをクローズアップ。日本人司令塔の輝かしい歴史をたどりながら、日本ラグビーの歩みと現状、2015年W杯、2019年W杯日本大会に向けての期待と課題を提示する。

内容説明

2015年ラグビーワールドカップで、初のベスト8進出を狙う日本代表。本書では、チームの司令塔スタンドオフ=背番号10にスポットライトを当て、黄金時代を築いた名選手、現代表選手、エディー・ジョーンズHCに取材。日本ラグビーにおけるスタンドオフの歴史を振り返りながら、世界の強豪に挑む日本代表の戦略を探るとともに、2019年日本開催ワールドカップへの課題と期待を提示する。

目次

第1章 ラグビー黄金時代を築いた3人の「10番」(松尾雄治―国立競技場を沸かせた新日鐵釜石V7;本城和彦―国立競技場最多観客数を記録した早明戦;平尾誠二―ラグビーの「競技性」を魅力に引き上げた神戸製鋼7連覇;日本ラグビーの黄金時代とは何だったのか)
第2章 ラグビーワールドカップの衝撃(19世紀以来の伝統に終止符を打った第1回ワールドカップ;日本が初勝利を挙げた第2回ワールドカップ;松尾勝博―ディフェンスを武器にした背番号10;世界に衝撃を与えた第3回ワールドカップ;スタンドオフは岩渕健輔か、廣瀬佳司なのか―第4回ワールドカップ;ニュージーランドのコピーに終わった二つのワールドカップ―第6回大会/第7回大会)
第3章 「ジャパンウェイ」の今(伝統工芸の復活;ジャパンウェイを司る背番号10の素描)
第4章 「ジャパンウェイ」と「展開・接近・連続」(ジャパンウェイとは何か;伝説のスタンドオフ―蒲原(旧姓・藤本)忠正
エディー・ジョーンズと大西鐵之祐をつなぐ糸)

著者等紹介

永田洋光[ナガタヒロミツ]
1957年生まれ。スポーツライター。都立新宿高校、横浜市立大学卒業後、出版社勤務を経てフリーになり、ラグビー記事を中心に執筆活動を続ける。2010年に週刊メールマガジン『ラグビー!ラグビー!』を立ち上げて編集長を務める傍ら、江戸川大学で非常勤講師も務める。2007年『勝つことのみが善である―宿澤広朗全戦全勝の哲学』でミズノ・スポーツライター賞優秀賞受賞。ラグビー関連書籍、取材多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ceskepivo

9
ラグビーは奥が深い。昭和のラグビーを知っているラグビー観戦中級者向きかな。本城、平尾、朽木のラインを見てみたかったな。日本ラグビー史上最強は、1971年にイングランドと戦ったチーム。今のエディー・ジョーンズHCが日本の強みと強化に力を入れてきたポイントが1971年チームと共通している。「接近」がエディーと71年の監督、大西とをつなぐ糸である。2015/06/24

ざび

2
小野晃征が日本語もできないまま、ジャパンラグビーを知らないままに初キャップを得ていたなんて、恥ずかしながら初めて知りました。本書はかつてのSOという花形ポジションと今の10番12番の姿を論じ、ジャパンウェイとは何かで締めくくっている。ラグビーの今を知るには絶好の書である。2015/06/08

かっしい

1
ラグビーW杯の前に。日本らしさを異端に求めて、強みを生かすことを目指すべきという感じの本。とはいえ、日本らしさを大西イズムに求める書き方が何となく引っかかるかんじもしたのでした。2015/09/16

ホダカ

0
ただ観てるだけで楽しんでるラグビー。小難しいことは抜きにして楽しんでた。ポジション毎の役割(特にバックス陣)を教えてもらった。メンバーによって10番に求められるのが変るのか、10番によってチームの全体像が変るのか…面白いなぁ。もう一度、カルロス スペンサーを観たい。2017/06/04

harmony1116

0
ラグビーは好きでよく見るのですが、戦術的なことはよく分かってませんでした。懐かしい選手のことや直近のワールドカップの事、楽しく読ませていただきました。ただ。2015/09/26

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