内容説明
本書は、ビートたけし、あるいは北野武名義で著した本や雑誌、幾多のテレビ番組、ラジオ放送、記者会見などから、たけしの発言を選りすぐってまとめたものだ。そのほとんどは、一般には「暴言」と感じられるものかもしれない。「暴言」の中にはギャグやネタも一部盛り込まれているが、彼の職業が本来、漫才師であることを考えれば、違和感はないだろう。ギャグであれ、金言であれ、そこには“たけしの哲学”がふんだんに盛り込まれているからだ。
目次
第1章 人生への「暴言」
第2章 社会・政治への「暴言」
第3章 日本人への「暴言」
第4章 ギャグという名の「暴言」
第5章 芸人・職業への「暴言」
第6章 恋愛・SEXへの「暴言」
著者等紹介
鈴木文矢[スズキフミヤ]
1962年生まれ。横浜国立大学卒。社会科教師、出版社勤務を経てフリー。雑誌媒体を中心に、政治、芸能、サブカルチャーと幅広く記事を執筆中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ライアン
12
これまでのビートたけし・北野武名義の本、ネタ、TVでのコメントなどを集めてそれを解説したもの。ちょっと物足りないけど楽しめます!。一番好きなのは昨年夏アイスバケツチャレンジに対するTVでのコメント「オイラは熱湯入ってカネ取るほうだぞ。オレはやらない。お金も払わない。チャリティは人知れずやるもの。強制さrたり善行をアピールするものではない」かな。なんかあれ違和感あるよな?ということをズバッと本質を突いてくる。筆者もただ仕事だから、ではなくちゃんとたけしさんのことわかってるのがいいね。2015/01/05
0607xxx
8
ビートたけし氏の著書やTV等の発言を取り上げ解説した一冊。物足りない感じもありますが、楽しめました。2014/11/01
noémi
4
Amazonでタダだったので、kindleで。武の著書が好きでこれまでもたくさん読んできた自分からすれば、これらのことはすでに知っていることばかりで今さら新しいことは何一つなかった。タダなら読んでもよかったかな、ぐらいの感じか。2018/08/22
トランスマスター
3
たけしの生涯現役のスタイルやON・OFF共に全力の妥協のない生き様。現在の芸人の芸に対するスタンスなど下積みでの苦労ののち漫才ブームに乗り自己実現した足立区初の巨匠の相手を傷つけない毒舌が心地よいと思います。この独自の哲学をどんどん発信してほしい。2018/07/12
史
2
ビートたけし、北野武の言葉の選択は良いのだけれども、解説が…… 結局武さんの本を読んだ方がいろいろと手っ取り早い。2018/07/23