双葉新書<br> 石原莞爾 アメリカが一番恐れた軍師―若き男たちの満州建国

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双葉新書
石原莞爾 アメリカが一番恐れた軍師―若き男たちの満州建国

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  • サイズ 新書判/ページ数 238p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784575154467
  • NDC分類 222.5
  • Cコード C0295

内容説明

対米最終戦争に備えよ!!はるか未来を見据えていた若き天才参謀の青春。大好評シリーズ第2弾。

目次

第1章 石原莞爾中佐が見た満州(カメラ愛好家「石原権太郎」;関東軍参謀は左遷人事だった ほか)
第2章 満州合衆共和国をめざして(日本人追い出しの陰に米ソあり;満州における日本の特殊権益とは ほか)
第3章 満州事変、若き男たちの決断(板垣・石原・花谷・今田の秘策;奉天総領事、幣原外相に危機感を訴えるも動かず ほか)
第4章 満州国建国(満州国独立へ、溥儀を立てる;今村均参謀本部作戦課長、止めにくる ほか)

著者等紹介

早瀬利之[ハヤセトシユキ]
1940年(昭和15年)生まれ。昭和38年鹿児島大卒。石原莞爾研究員。日本ペンクラブ会員。作家。関東戸山流居合道剣道会・2代目会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

16
満洲国の基礎知識がないと辛い。5割くらいの理解度かな。飛行機が戦争のメインとなる、日米戦争が最終決戦になるなど未来を読む力は抜群だが、人望が薄く力を発揮できなかった印象。満州国設立に関しても、「日本には頼まない。関東軍だけでやろう!」と暴走してしまった。計画をもっと緻密に立てていけば違った結果になっていたかも。2021/06/17

Humbaba

0
たとえ先を見通す目を持っていたとしても、それだけでは問題に対処はできない。解決方法がわかっていたとしても、わかっているだけでは何にもならず、それを実行できなければ画餅に終わってしまう。才能があったとしても、それを活かせるかどうかはまた別の問題である。2014/12/13

furu_sato_sf

0
石原莞爾の関連図書を読んでいつも思うことではあるが、この人にはVisionは確かにあったが、それを達成するための戦略は現在の感覚から見るとかなり突拍子もないものだったと言える。本人にとって、満州国は東亜民族の共栄を目指したものではあったが、その成立の過程は自作自演で、かつ侵略戦争的な側面がなかったとはもちろん言えないし、石原も軍国主義から逃れることはできていないだろう。戦時中でない時代だったら、この人はどのような思想を持っていたのだろうか。2019/06/21

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