内容説明
世界中ですっかりゆうめいになったみどりのワニ、アリステール。いまは、パリのすぐそばの別荘に住んでいます。アリステールの親友、ねずみのルーシーがあそびにきて、いっしょにパリの美術館や名所を観光しました。ところが、ふたりとも、パリの人がちっとも笑ってないことに気がつき、とてもおどろいてしまいます。パリの人たちにえがおをあげることができるのでしょうか。アリステールとルーシーが力をあわせパリでも大活躍。
著者等紹介
グラジア,フロランス[グラジア,フロランス][Grazia,Florence]
さまざまな業界を転々とした後田舎に移り住み、長男出産をきっかけにかねてからの夢であった絵本作家としての活動を始める。1998年Gautier‐Languereau社から「ワニのアリステール」シリーズを刊行。代表作を次々と発表している。そのうち“Houhou le hibou(ふくろうのウーウー)”は2003年度“Le prix des Incorruptibles(不朽の名作賞)”を受賞。リヨン在住
シャルリー,イザベル[シャルリー,イザベル][Charly,Isabelle]
サン・ピエール・ヌムール生まれ。フランスの国立高等装飾美術学校卒業後、1997年からGautier‐Languereau社をはじめ、各社より児童書のイラストを手がけ、次々と出版
高田万由子[タカタマユコ]
東京生まれ。女優。東京大学文学部西洋史学科在学中「週刊朝日」の表紙(篠山紀信氏撮影)を飾ったのをきっかけにデビュー。1999年、バイオリニスト葉加瀬太郎氏と結婚、同年に長女を出産。長女の出産を機に絵本制作に興味を持つ。この『ワニのアリステール』シリーズで絵本翻訳に初挑戦。雑誌、新聞等へのエッセイ連載も多数
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