内容説明
91歳の和のファションリーダー、木村孝さんは、「今のうちに言っておかないと」と考えました。柳葉色、節季、床の間、十六夜、嗜み、秋草、友禅染…これは、日本の「ほんまもん」に出会う本。英文リーフレット付き。
目次
暮らし(「晴」と「け」;正月 ほか)
嗜み(挨拶;敬語 ほか)
着物(訪問着;帯 ほか)
日本の色(柳葉色;朱華色 ほか)
京都(和菓子;漬けもの ほか)
著者等紹介
木村孝[キムラタカ]
1920年、京都の染色の家に生まれる。10代で母と死別、跡取りとして厳しく父親の教育を受ける。戦時中、京都新聞の記者として文化欄を担当。戦後、家業の染色の仕事に戻り、その後60歳まで染織家として個展を開くと共に、文筆家、きもののアドバイザーとして、テレビ、雑誌などで幅広く活躍。結婚後、夫の赴任先であるロンドンに5年間在住。海外のテキスタイルを研究する傍ら、現地でも個展を開催。現在も執筆、講演など「和の美」を伝える時代を超えた活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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